今日は巻き爪の原因についてどんなことが多いか、よく患者さんにも聞かれるんですけども、
まず第一に遺伝的な要素があります。
結構遺伝的な要素ってかなりシビアな問題で、おばあちゃまとかお母さま、おじいちゃまとか
身内の方が巻き爪の場合は、あなたも巻き爪になりやすい可能性が高いということです。
これは遺伝的な要素なんでどうしようもないんですけども、遺伝子を変えるわけにいきませんので、
なりやすいっていう傾向にあります。その中で遺伝的な要素は、なってしまう原因の一つですね。
まずもう一つは、あと加齢。年齢的なものですね。やっぱり高齢者なってくると、
すごく乾燥、加齢によって水分が蒸発したり、乾燥してどんどん悪くなってきたりしますので、
そういう場合もありますね。
あとは歩き方。
歩行不足であったりとか、歩けない人とかいてますよね。なぜそういうことかといいますと、
寝たきり人はほとんど・・・
巻き爪、外反母趾、浮腫み
がでるっていうことになります。
そういうところを見ると、やはり足を使わない症状ですよね。
足を使わない。歩けないということになると、どんどん巻き爪とか外反母趾の原因になってくるということです。とくに巻き爪や外反母趾は、歩かないとどんどん悪くなっていきます。
そういうことをちょっと考えながらやっていけたらいいなと思ってるんですけども、
あとは爪の切り方ですね。
爪の切り方が本当悪い人が多いんですよね。なんか巻き爪の人ってとくに
爪を伸ばしてる人
爪がめっちゃ短い人。
中間があんまりないんですよね。
本当に伸ばしてるとどんどん逆に巻いていきますから、先が巻くようになってるんですよね。
伸ばすとどんどん先っぽが巻くので、当然、奥側も巻いてきます。そういう原因にもなってきます。
そういうふうに伸ばしすぎるのはダメだし、短すぎると陥入爪になってしまいます。
中に爪がはいっていくっていう場合もありますので、あまり短く切りすぎないほうがいいですね。
男性の方はとくに短く切っちゃうので、気をつけられたほうがいいですね。
靴も巻き爪の原因になることも多い!
あともう一点あるんですけども・・・
靴
これかなり大きいウェイト占めてるんですけども、まあ遺伝的な要素に関わるんですけども、
とくに女性なんかはヒールやサンダル履かれたりとかされます。
どうしても先っぽがこうクッと中に入っちゃってる靴、先がとんがってる靴が多いんですけども、そういう靴履くと、爪がグーッと丸くなってきやすいというのがあります。
今、子どもさんがめちゃめちゃ多いんですけど大きい靴を履いている・・・ですね。
靴の中でガサガサ動いちゃって、浮き指や足を使えない子どもがめちゃめちゃ多いんです!
浮き指っていうのは巻き爪とか外反母趾の予備軍と言われてますので、そういう原因で出てくるように、靴がちっちゃくてもダメ 大きすぎても駄目なんですよね。
親御さんははとくに、どうしても成長するので子どもって大きくなる、足もすぐ大きくなるので、
ちょっと大きめ買っとこうって思うんです。
そういう子供さんが浮き指になって外反母趾、巻き爪の予備軍になりますからちょっと怖いですよね。
ちゃんとサイズのあった靴を買ってあげるっていうのも大事だと思います。
あともう一個、これはほとんどないんですけども・・・
打撃
ぶつけたとか、そういうところでどんどん巻き爪がひどくなっていったり・・・
爪が剥がれたりとか、それでまた生えてきた爪が巻いてたりとかするので、打撃で爪の生えてくるところを痛めちゃうと、なかなか治らなかったりするんですね。
ですので、そういう打撃っていうのはちょっとまた巻き爪とは若干違うんですけども、
そういう形で巻き爪になる方もいらっしゃいますね。