「ひざが痛い」ランニング中なら即中止!関節炎が原因かも!?

 

 

ランニング中に突然「膝が痛くなったら」ちょっと要注意かもしれません。しかも膝が痛くなる原因は、痛みの場所によって異なります。

 

大きく分けると「4つ」の原因があります。

 

①腸脛靭帯炎

②鵞足炎

③膝蓋靱帯炎

④膝半月板損傷 or 関節炎

 

この記事では「④の原因や対処法」について、お話ししていきたいと思います。

 

膝の中が痛く感じたり、膝全体が痛く感じたときは、即刻ランニングを中止しましょう!

 

 

ランニング中に膝が痛くなったときの対処法

 

ランニングをしていて、膝の奥とか、膝全体が痛いと感じたときは、膝の「半月板損傷」か「関節炎」を疑います。

 

どちらの場合も、悪化すると痛みが長期化するので、ランニングは中止してください

 

そして、膝が熱をもっていれば「アイシング」をしましょう。

 

 

症状がひどいときは、膝が腫れたり、膝に水が溜まったりするので、早めに整形外科を受診してください

 

 

膝の全体が痛くなる原因

 

膝が全体的に痛くなる原因は、おもに「膝半月板損傷」か「膝関節炎」です。

 

 

膝半月板損傷

 

 

膝の奥で引っ掛かりを感じたり、曲げ伸ばしでパキパキと音がするときは、半月板損傷の可能性が高いです。

 

すぐに、整形外科を受診してください

 

 

半月板損傷は、オーバーユース(使い過ぎ)のときに、よく起こります。

 

 

▼半月板損傷を起こしやすいケース

  • アップダウンが激しいコース
  • 走る距離が長い
  • 急に運動を始めた
  • 加齢によって半月板の機能が衰えた

 

こういうときに半月板を痛めてしまうケースが多いので、急激な膝への負担には注意しましょう

 

半月板の損傷がひどくなると、膝に水が溜まったり、半月板が引っかかって膝が動かなくなってしまうこともあります。

 

 

膝関節炎

 

 

膝が変形していたり、筋力が弱かったりすると、膝関節の一部分に負担が集中して、炎症を引き起こします。

 

とくに女性は、膝関節に変形を起こしやすいので、注意しましょう

 

 

▼膝に負担がかかる原因

  • O脚
  • X脚
  • 肥満
  • 筋力低下

 

こういう状態のときは、膝への負担が強くなる傾向があります

 

日常生活でも負担がかかっているので、いきなり運動を始めてしまうと痛みが出てしまいます。

 

日頃からのトレーニングやケアが、とても重要なポイントなんですよ!

 

 

膝への負担を予防する方法

 

膝が痛くなったら、基本は「安静」にすることです。

 

熱があれば「アイシング」をして、もし痛みが軽くならなければ、早めに整形外科を受診しましょう。

 

 

ランニング中の膝痛を予防するには、トレーニングとケアを続けることが大切です

 

 

スクワット

 

・膝で踏ん張らないようにして、お尻や裏ももで踏ん張るようにしましょう

・慣れないうちは、テーブルや椅子に掴まりながらやりましょう

・前かがみにならないように、目線は正面を見ましょう

 

 

ツイストランジ

 

・足を一歩踏み出し、踏み出した方向に体を捻ります(右足を前に出したら、体を右に捻る)

・慣れないうちは、手を下げて行いましょう

・膝が外を向かないように、体を捻りましょう

 

 

かかと挙げ

 

・お尻を締めながら、かかとを引き上げるようにしましょう

・つま先で踏ん張らないようにしましょう

・慣れないうちは、壁などに手をついてやりましょう

 

 

太ももストレッチ

 

・最初は、横向きに寝転がってやりましょう

・お腹が前に突き出ないよう、お腹に軽く力を入れながらストレッチしましょう

・足の甲を持って引き上げるようにしましょう

 

 

ふくらはぎストレッチ

 

・壁に手をつきながら、ふくらはぎのストレッチをしましょう

・かかとが浮かないように、最初は小股から始めましょう

・勢いをつけず、息を吐きながらゆっくり伸ばしましょう

 

 

まとめ

 

ランニング中に膝が痛くなったら、走ることは中断しましょう

 

膝への負担を少なくするために、普段からトレーニングとケアをしておくといいですよ!

 

 

ランニングをしていて膝に違和感が出たら、何かしらのサインです

 

トレーニングやケアをしっかり行えば、改善していくケースがほとんどなので、まずは遠慮なくご相談ください。