ヒールが脱げるのは歩き方のせい?ここを見直してみよう!

 

ハイヒールやパンプス姿の女性を見かけると、たまに「かかとがパカパカ」してて、今にも脱げそうな感じで歩いている人もいます。

 

もちろん、こんな感じて歩いている姿って「不恰好に見える」し、しかも「足音」だって大きいから余計に目立つんですよね。

 

だけど、ヒールが脱げそうになったり、脱げてしまったりするのって、そもそも「歩き方が悪い」からなのか、もしくは「別の原因があるから」なんでしょうか?

 

その辺りについて、今回は解説していきたいと思います。

 

 

歩き方だけじゃない!ヒールが脱げる原因

 

歩いているときにヒールが脱げてしまったりすると、やっぱり「歩き方が悪いのかなあ」と思ってしまいがちですが、決して歩き方だけの問題ではありません

 

歩き方以外にも、ヒールが脱げてしまう原因はいくつかあるんです。

 

 

▼ヒールが脱げる原因

  • サイズが大きい
  • 横幅が大きい
  • 甲の高さがあってない
  • 足を上げて歩く

 

 

原因①サイズが大きい

 

これが一番多い原因なんですが、そもそもヒールやパンプスの「サイズが合っていない(大き過ぎる)」と、かかとがパカパカしたり、歩いているうちに脱げてしまいます。

 

ヒールやパンプスって、ブーツとかスニーカーとは違って、足首が包まれていたり、足の甲が覆われているわけではないので、少しでもサイズに余裕があると脱げやすくなってしまうんです。

 

かといって、ジャストサイズのヒールやパンプスを選んでしまうと、歩いているうちに「つま先を圧迫」したり「靴擦れ」の原因になるので、少し余裕があるものを選びましょう。

 

・中敷き(インソール)

・ジェルパッド

 

こういったものを使えば、サイズを微調整できますよ。

 

 

原因②横幅が大きい

 

注意するのはサイズだけでなく、ヒールやパンプスの「横幅」にも気をつける必要があって、横幅に隙間があると脱げやすくなってしまうんです

 

これは、ヒールやパンプスを「買う時間帯」に原因があって、足のむくみが一番ひどい夕方に買うと、翌日の朝には横幅に隙間ができてしまいます。

 

ですけど、夕方に買ったとしても「中敷き」や「ジェルパッド」で調整すれば大丈夫です。

 

 

原因③甲の高さがあってない

 

一般的なヒールとかパンプスというのは、足の甲があまり覆われていないデザインなんですが、それでも「足の甲の高さ」と合っていないものを履くと、歩いているうちに脱げやすくなります。

 

というのも、足の甲の部分に隙間ができると、どんどん先の方に足が前に出てきてしまうため、歩いていると「かかと」が脱げてしまうんです。

 

ですから、履いた時に「履き口に隙間がない」ものを選ぶか、足の甲や足首に「ベルトが付いたもの」を選びましょう。

 

 

原因④足を上げて歩く

 

もちろん、ヒールやパンプスが脱げてしまうのには、その「歩き方」にも原因があります。

 

スニーカーを履いた時のように「足を上げて大きく前に出す」という歩き方をすると、ヒールやパンプスだと脱げやすくなってしまうんです。

 

そもそも、ヒールとかパンプスは「足をしっかり覆うものではない」ので、歩幅をやや狭くしながら歩くのがポイント!

 

・「かかと」と「つま先」を同時に着く

・「くるぶし」を意識して体重を支える

・「お尻」や「お腹」をギュッと締める

 

これらを意識して歩くと、ヒールやパンプスでもキレイに歩くことができますよ。

 

詳しくは「それ危険!ヒールの歩き方が悪くて「カツカツ」音がするのは黄色信号!」で解説しているので、よければ参考にしてください。

 

 

ヒールが脱げるようだと「つま先」も危険信号

 

ヒールやパンプスのサイズが合っていないと、歩いているときに脱げるだけではなく、歩いているうちに「つま先への負担」が大きくなります。

 

先ほどからお伝えしているとおり、ヒールやパンプスというのは足全体を覆うようなデザインではないので、サイズが大きかったり歩き方が悪かったりすると、どんどん「つま先が窮屈」になってしまうんです。

 

 

つま先が圧迫され続けると・・・

 

元々、つま先が圧迫されやすい形をしている上に、歩いている間さらに圧迫され続けると、つま先にトラブルが起こりやすくなります。

 

・巻き爪

・外反母趾

 

これは、ヒールやパンプスをよく履く女性に多く見られるトラブルで、放置しておくと治るまでにとても時間がかかります

 

ですから、こういった「巻き爪」や「外反母趾」にならないように、日頃から足先をチェックするようにしておきましょう!

 

・爪が変形してきた

・爪の色が変わってきた

・親指が痛くなってきた

 

もしも、こういった症状に気がついたら、専門家に相談をするといいです。

 

当院でも「LINE」による無料相談をしていますので、遠慮なくご相談ください