サンダルが臭いのはなぜ?いやな臭いを消す方法と不潔の危険性

 

サンダルって通気性がいいから、ホントに「臭くなるの?」って思ってましたが、サンダルを履き続けていたりずっと洗わずに放置していたりすると、いや~な臭いってしてきますよね。

 

でもサンダルが臭いときって、サンダルの汚ればっかり気にする人が多いんですが、実はサンダルだけじゃなく「足の清潔さ」っていうのも一つのポイントなんです。

 

そこで今回は、サンダルが臭くなる原因を紐解きながら、臭くなったときの「対処法」と、臭くならないための「予防法」について、それぞれお伝えしたいと思います。

 

 

サンダルが臭くなるのは「角質」と「雑菌」が原因

 

そもそも、サンダルが臭くなるのは、汗をかくことが原因ではありません。というのも、汗そのものには「臭いがない」からです。

 

 

▼サンダルが匂う原因

  • 足の角質(皮膚の一部)
  • 足の雑菌

 

主にこの2つが「サンダルの臭い」の原因になるので、日頃からこの「角質」と「雑菌」の2つに注意していれば、サンダルの臭いが気にならなくなります。

 

では、なぜサンダルが臭うのかというと、足についた雑菌が角質を分解するときに、独特の「ツーン」とした臭いを発生させるからです。

 

・汗をかくと雑菌が増える

・雑菌が足の角質を分解する

・分解するときに臭いが発生する

 

しかも、足の裏には角質が多いですし、さらに素足でサンダルを履いていると角質が剥がれやすいので、通気性がいいとされているサンダルでも臭ってしまいます。

 

では、どうやって対処や予防をしていくのかというと・・・

 

 

サンダルの「イヤな臭い」対処と予防法

 

サンダルから独特のイヤな臭いがしたときは、何よりもまず「サンダルを洗って」清潔にしましょう。

 

クロックスのように、ラバーとかポリウレタン素材のサンダルなら、そのまま「水洗い」をしてOKで、もしも臭いが取れないようなら「中性洗剤」や「靴用洗剤」を使って洗うといいです。

 

革製のサンダルであれば「専用クリーナー」を使って汚れを拭き取り、布や麻製のサンダルなら乾燥させてから「ブラッシング」をして汚れを掻き出しましょう。

 

 

サンダルの臭いを予防するには

 

サンダルからイヤな臭いを出さないようにするには、まず「湿気を取る」ことと「雑菌を減らす」という2つのポイントが大切です。

 

・湿気を取って雑菌を減らす

・雑菌が減れば臭いが減る

 

素足でサンダルを履いていると汗をかきやすいので、家に帰ったらサンダルをすぐに干して「乾燥させる」ことが重要!

 

また、しっかり乾燥させないままサンダルを履き続けると、あっという間に雑菌は繁殖して増えてしまうので、同じサンダルを履き続けないことや、定期的に洗うよう心がけましょう。

 

じつは、雑菌というのは臭いだけじゃなく、足の爪にも影響するからです。

 

 

サンダルが臭いと思ったら、爪水虫に気をつけよう

 

サンダルからイヤな臭いが出ているということは、すでに多くの雑菌が足にも繁殖しているので、もちろん「足の裏」や「足の指」は清潔にしておきましょう。

 

足の裏や、足の指には、雑菌だけでなく「角質」も多く溜まっているので、帰ってきたら足を洗う癖をつけておくといいですね。

 

 

サンダルは感染の危険も多い

 

普通の靴とは違って、サンダルは足の指が「むき出し」になるから、雑菌がついたり、怪我をしやすいので、気をつけましょう。

 

爪に傷がついたり、雑菌が入ったりすると、いわゆる「爪水虫」になってしまうこともあり、そうなると治るまでに時間がかかるので大変です。

 

・足をよく洗って乾かす

・通気性のいい靴を履く

・サンダルを共有しない

 

こういったことで爪水虫を予防できるので、こちらの「巻き爪だと思ってたら爪水虫だった!日頃から足の爪はケアしましょう」も参考にしてみてください。

 

もしも、足の爪から臭いがするようなら、巻き爪に悪化する危険もあるので、専門家へ相談するようにしましょう。

 

当治療院でも「無料LINE相談」をやっていますので、まずはお気軽にご相談ください。