軽い巻き爪である症状のおよそ7割の方は、そのまま放置状態だということをご存じでしょうか?
巻き爪だからと放って置くと、どんどん進んで陥入爪を併発する場合もあります。
巻き爪の中で一番多いのが陥入爪(かんにゅうそう)です。
爪の角が棘(トゲ)のように軟部組織(爪内部の肉)に刺さり炎症を起こす状態をいいます。
激しい痛みが出ることもあり出血を伴うこともあります。
こんな症状はありますか?6つ以上ある人は隠れ巻き爪要注意!
- ① 靴やヒールを履くと少し痛い
- ② ストッキングを履くだけで痛い
- ③ 歩くのがたいそうになってきた
- ④ よく躓くようになった
- ⑤ 爪以外に足の小指側が痛い
- ⑥ 小指がうまく動かない
- ⑦ グーチョキパーができない
- ⑧ 上から爪を押すと両端が痛い
- ⑨ いつも爪を短く切る
- ⑩ 少し外反母趾かもしれない
軽度の巻き爪をそのままにしていると!
そして、この我慢がその後のあなたの足の爪のみならず、体全体に悪影響を及ぼしてしまうのです。
巻きづめ⇨痛くなる⇨親指を使って歩けない⇨外側(小指側)に体重がかかる⇨O脚⇨体が歪む⇨スリ足
痛い巻き爪をかばいながら歩いているうちに、歩く姿勢も乱れて足首や膝や腰にも負担がかかってしまいます。
痛くて踏ん張れなくて転びやすくなったり、捻挫や膝痛、腰痛などの様々な不快な症状に悩まされて、大好きなおしゃれもできなくなってしまうんです。いままで履いていた靴もどんどん履けなくなってしまいます。巻き爪は、巻き爪の症状だけでは終わらない体を蝕んでいく厄介な症状ってことを理解して欲しいんです。
あなたの体の不調が取れないのはひょっとして巻き爪が原因かもしれませんよ。
何故まきづめは酷くなってしまうのでしょうか?
1番多い原因は・・・自分で治療する なんです。みなさんいろいろなグッズを試しています。当院で調べてみたら3種類以上試した方がほとんどで、これがダメならこの方法 これもダメならこのグッズ。最後には「爪を切ってしまえ」と悪循環に陥っていまいます。その間に爪が変形してきたり、より深爪になって痛みがどんどん酷くなって歩くのも困難になってから病院にいく方が殆どです。
ちゃんと治療しなかった時間が長いほど悪くなっているケースがほとんど
当院でも「中学生から巻きづめです」「2〜3年痛みを我慢してきました」という
30代〜50代で仕事をバリバリしている女性が多数来院されています。
けっこうまきづめも進んでいてひどい方がおおく、爪が食い込んでいたり、肉が盛り上がっていて爪が見えなかったり痛みが酷い方が殆どなんです。こうなる前に治しておかないと、どんどん進んでまきづめがさらにひどくなり取り返しのつかない状態になります。
巻き爪の治療は専門家に委ねる!
痛みが出始めている場合、まず専門家に任せましょう!
これが巻きづめを綺麗に治す秘訣
だと思います。何年も痛みを我慢することの繰り返しは永遠に治りません!
このまま痛みを我慢していれば、巻きづめばかりではなく、体までもどんどん悪くなってきます。先ず初期の巻きづめの痛みを取って楽な状態になりましょう。