ウォーキングをするとき「歩く速度」って意識してますか?
実は、ウォーキングするときに「歩く速さ」を意識していないと、残念なことにウォーキングの効果って半減してしまうんです。
とはいえ、ウォーキングの最低な速度ってどれくらいなんだろう、なぜ歩くスピードが大事なんだろう。そう疑問に感じる人も多いと思います。
そこで今回は、ウォーキングの最適な速度とか、スピードアップに必要なことなど、具体的な数字をあげながら解説していきます。
ウォーキングの速度は1分で120メートルを目安に
イタリアの生物学者らの研究によると、ウォーキングの速度が上がれば上がるほど、消費するエネルギー量は多くなります。これはランニングも一緒です。
そして、ウォーキング経験者の一般的な最高スピードは「時速7km」くらいであり、これ以上速くなると走り出してしまいます。なので、理想のウォーキングスピードは「時速7km」ということになります。
この時速7kmというのを分かりやすくすると、1分間に「120m」歩くスピードです(結構速いです)。
急にウォーキング速度を上げるのは危険
「約3.5kmの距離を30分で歩いてしまう」のが時速7kmでのウォーキングなので、かなりのスピードです。しかも、その速度を30分続けるとしたら、体への負担は大きくなります。
ですから、初心者や体力に自信がない人は、ウォーキング速度を上げ過ぎないように注意しましょう。
・時速3~5kmを目安にする
・30分で1.5~2kmを歩く程度
これくらいを目安にして、ウォーキングに体を慣らしていくといいです。なぜなら、ウォーキングの速度を上げるには「筋力」が必要だから。
ウォーキングの速度を上げるには体幹や下半身の筋力が必要
ウォーキングの速度を上げるには、もちろん体力は必要なんですが「筋力」はもっと大切な要素です。筋力が弱いのにスピードを上げると、怪我や故障につながります。
では、ウォーキングのスピードアップに必要な筋力とは、どの筋力なんでしょうか。
・背中(広背筋)
・お尻(大殿筋)
・太もも裏(ハムストリングス)
こういった大きな筋肉を使ってウォーキングをすることで、怪我をしにくくなりますし、エネルギーの消費も大きくなります。とくに「体幹」と「下半身」の筋力は大切です。
これら大きな筋肉を使った歩き方を「ウォーキングの注意点をズバリ解説!ダイエットに大切なのはアレの使い方♪」でお伝えしているので、よければ参考にどうぞ。
自宅でも筋トレをしておこう
ウォーキングしているだけでは「筋力アップしない」ので、隙間時間を使って自宅でも筋トレをするといいです。
・腹筋
・お尻上げ
・もも上げ
・スクワット
・かかと上げ
こういった筋トレは道具を使わずにできるので、ぜひ自宅でのトレーニングに取り入れてみてください。もちろん、怪我の予防にもなりますよ!
足先や膝が痛くてウォーキング速度を上げられない
「ウォーキングの筋肉痛をスッキリ回復する方法!すね、太もも、お尻、腰のケアは大切」でも触れているんですが、筋肉に対する日頃のケアはとても重要です。
しかも、ケアをせずにウォーキングの強度を上げていくと、いつか怪我や故障につながります。
・ストレッチ
・マッサージ
こういったことは、日頃からのクセにしておくといいですね!
足先や膝に違和感があったり、痛みがあったりすると、ウォーキングの速度を上げることができなくなります。もちろん、無理してスピードアップするのはやめてください。
違和感や痛みがひかないときは
ウォーキングをしていて「違和感」や「痛み」が引かないときは、まずはウォーキングを中止してください。痛みがひどいときは専門医を受診するようにしましょう。
軽い痛みや違和感があるときは、体のバランスや筋力の低下、姿勢やフォームが悪い、こういった可能性がありますので、当院へ一度ご相談ください。
LINEで無料相談も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。