とある日、お風呂上りに・・・
「うん?」
「いま、なにか踏んだかな?」
足の裏を見てみたけど、なにも踏んでないよなぁ
「あれ?なんだこれ?」
人差し指の付け根のところに、タコ ができてるじゃん!
痛くなかったから、今まで気がつかなかったけど、どうしたんだろ?
仕事中もけっこう歩くから、痛くなったりすると困るんだよなぁ
でもこのままにしておくと、何か嫌な予感が・・・
「ねぇ先生~、どうすればいいの?」
足の裏にタコができたときの対処法
足の裏にタコを見つけたとき、すぐできる対処法がコレ!
▼足の裏に「タコ」ができてしまったら?
- 皮膚科で診てもらう(専門医)
- 市販薬を使って治す(セルフケア)
一番確実な方法は、皮膚科の専門医 に診てもらうことです
初期段階であれば、簡単に治ります♪
それは分かるんだけど、忙しくて病院に行けないし、痛みもないし・・・
こういう場合は、市販薬 を使うと良いでしょう
貼るタイプ(パッド)
塗るタイプ(ジェル)
大きく分けると、この2つのタイプがあります
ワンタッチタイプ
薬剤とパッドが一体化したタイプ
貼りやすくて便利です
切って使うタイプ
場所や大きさに合わせて、自由にカットできるタイプです
ジェルタイプ
ピンポイントに塗るタイプです
乾きやすくて、タレにくいのが特徴です
なぜ人差し指の付け根にタコができるの?
足の裏の「人差し指の付け根にできるタコ」
通称、ヒールダコ ともいいます
ハイヒールなど、かかとの高い靴を履くとできやすくなります
本来、タコというのは 皮膚の防御反応 です
同じ場所に繰り返して、圧迫などの刺激が加わり続けると、皮膚が必要以上に刺激されて、角質が固くなります
これがいわゆる「タコ」です
かかとが高くなればなるほど、体重はつま先へとかかります
ちょうど、人差し指の付け根の辺りで、全体重を支えなければなりません
ですから、足の裏にタコができやすくなります
タコができなくなる根本的な対処方法
先ほど述べたように、タコの主な原因は「持続的な圧迫」です
靴の形、サイズが足に合っていないと、靴擦れはもちろん、タコの原因にもなります
とくにハイヒールを選ぶときは、つま先の形や全体のサイズにも注意しましょう!
そして、最も大事なのは、立ち方 と 歩き方 です
ハイヒールを履くと、無意識につま先へ体重がかかります
この体重を分散させるために、足の裏全体で立つように心掛けましょう
ポイントは・・・
内くるぶしから踵(かかと)へ、真っ直ぐ体重をかける
ハイヒールで歩くときは、つま先と踵(かかと)を同時に着く
この立ち方と歩き方を覚えれば、とっても美しい姿勢になりますよ♪
タコができにくくなって、素敵な姿勢になるなんて・・・一石二鳥です!!!
足腰に与える悪影響が、実は一番怖い・・・
タコができるというのは・・・
体重がうまく分散できていない
必要以上の圧力がかかっている
ということです
痛くないから・・・といって放置しておくと、とんでもないことになります
体重がかかるたびに、足の裏にある神経を圧迫して、痛み や しびれ が出ることもあります
モートン病、モートン神経腫、ともいわれます
そのほかにも、足の裏のタコをかばって歩いているうちに、膝や腰へも影響していきます
膝の前が痛くなったり
膝の内側が痛くなったり
すぐに腰が痛くなったり
さまざまな悪影響を引き起こすので、早めの治療をしておきましょう!
タコができるのは全身のバランスが崩れ始めている証拠(専門家へ相談しよう)
そもそも、足の裏にタコができるのは
靴が合っていない
姿勢が悪い
歩き方にクセがある
筋力が弱い
柔軟性が乏しい
など、色々な理由が絡み合っていることが、非常に多いんです
根本的に解決するには、専門家に相談するのが一番近道♪
専門家にしかわからない、ほんの小さな問題・・・実はこれが原因だった
ということも、よくある話です
まずは、お気軽にご相談ください!