足の爪の切り方を間違えると、爪が割れたり、爪が変形したり、最悪の場合は「巻き爪」になってしまうこともあります。
巻き爪になると、痛みや炎症を引き起こすので、日常生活にも支障を来してしまうので、とても注意が必要です。
今回は「正しい足の爪の切り方」を紹介していたいと思います。
正しい爪の切り方
巻き爪にならないよう「足の爪を切るポイント」は、先端を直線的に切って、角は切りすぎない、いわゆる「スクエアオフ」という方法が理想です。
爪のカーブに沿って、数回に分けてゆっくりと切っていくと、キレイに爪を切って整えることができます。
さらにヤスリをかけておけば、ストッキングや靴下に引っかかることもなくなりますよ!
▼正しい爪の切り方
- 入浴後など爪が柔らかいときに切る
- 爪が割れないよう端から数回に分けて切る
- 先端が四角い形になるように切る
- 親指と爪の先端が同じ長さになるように切る
- 爪の両端を切りすぎないようにする
【誤った爪の切り方ベスト3】
・爪が長すぎる
・爪が短すぎる
・爪の角を切りすぎる
爪が長すぎる
切った爪が長すぎると、靴などに圧迫されて「痛み」「爪の変形」が起こります。
爪が割れやすくなったり、欠けてしまうことがあるので、長すぎる爪には注意しましょう。
爪が短すぎる
爪を切り過ぎて短くなると、皮膚の先端が膨らんできて「爪が伸びる」のを妨げてしまいます。
そうなると、爪は変形をしたり、皮膚を傷つけるので気をつけましょう。
爪の角を切りすぎる
これもよくありがちですが、爪の角を切って丸く整えようとすると、逆に巻き爪の原因になってしまいます。
爪の角を切りすぎると、爪の両端が巻き込むようにして、皮膚に食い込んでしまいます。そのため、炎症や痛みを起こしやすくなります。
足の爪を切る頻度とタイミング
足の爪を切るタイミングと、頻度はどれくらいが理想なのでしょうか?
爪を切るタイミング
足の爪を切るときは「お風呂上がり」だと、爪が柔らかくなっていて最適なタイミングです。
乾燥して硬くなっている爪を切ろうとすると、爪が割れたり、爪にヒビが入ったりするので、気をつけましょう。
爪を切る頻度
「3週間~1ヶ月」に1回で十分です。
足の爪が伸びるスピードは、1日0.05mm、1ヶ月に約1.5mmなので、頻繁に切る必要はありません。
個人差があったり、季節によって伸びるスピードは違いますが、それでもこまめに切り過ぎるのには注意が必要です。
巻き爪に適した「ニッパー型」爪切り
最もよく見かける一般的な爪切りは、テコの原理を応用した「クリッパー型」と呼ばれるものです。
爪をよく見ると「ややアーチ状」になっているんですが、クリッパー型の爪切りは「一直線」になっています。
爪が分厚くなっていたり、巻き爪になっていると、普通のクリッパー型爪切りでは、上手く切ることができません。
巻き爪だったり、爪が割れやすい人は、ぜひ「ニッパー型」の爪切りを使いましょう!
足の爪の大切な役割は「足の爪にもちゃんと役割があります!爪が変形すると思わぬトラブルに!?」で触れています。よければ参考にしてください。
足の爪に異変を感じたら、すぐ専門家に診てもらいましょう。
ちょっとでも「おかしいな?」と思ったら、遠慮なくご相談ください!