昔にくらべて、よく転んだり、走るのが遅くなったり、そういった子供たちが増えてきています。
いわゆる「浮き指」という状態の子供たちが、すごく増えてきています。
そこで今回は、子供の「浮き指」の治し方や改善方法を、お伝えしたいと思います。
まず簡単に触れておくと
・グッズを使う
・足指の運動をする
この2点になります。
記事の中で、もう少し詳しくお伝えしていきますね。
浮き指をほかっておくと、姿勢が悪くなるのはもちろん、腰痛などの身体症状にも発展しますから要注意です。
それでは、どんな状態のときに「浮き指」を疑えばいいのでしょうか?
浮き指の特徴は「よく転ぶ」「一歩目が遅い」
もしも、あなたのお子さんが
・何もないところで、つまづく
・バランスをよく崩す
・よく転びやすい
・走るときに一歩目が遅い
こういった様子が見られたら、まず足を見てあげてください。
もしかしたら、浮き指になっているかもしれません・・・
「立ったときに指が浮いている」「足の指が90度以上反る」といった状態が見られたら、まず浮き指を疑ってください。
では、もし自分の子供が浮き指だったときに、どうやって治せば(改善すれば)いいのでしょうか?
簡単にできる浮き指の改善方法は、足指グッズを使うこと、足の運動をしっかりすること、この2点になります。
子供の浮き指を治すグッズ
浮き指の状態というのは、足の裏にある「横アーチ」が崩れてしまっています。
しかも、足の指も閉じてしまっていることが多く、外反母趾や内反小趾を伴っていることもあります。
そこで、浮き指対策として、次のグッズを使うといいです。
・足指パッド(足育パッド)
・インソール(中敷き)
足指パッドは自宅内でも装着することができ、足の指が広がって姿勢も良くなります。
インソールは、扁平足用のものを使うといいのですが、土踏まずだけでなく横アーチを補うものがいいでしょう。
とくに足指パッドは破損しやすいので、親が管理するといいですよ。
子供は着けたがらないこともあるので、様子を見ながら使うといいかもしれません。
家でできる子供の浮き指を治す運動
大人も子供も関係なく、浮き指を根本的に改善するためには、足のストレッチと筋トレをすることが一番大切です。
・足の甲や足首の前を伸ばすストレッチ
・足の指を握る運動(筋トレ)
この2つを毎日続けて行うといいですよ!
「足の指が地面につかない!?浮き指の原因と治し方をプロが直伝します♪」の中で、ストレッチのコツをお伝えしています。
ストレッチはお風呂の中でやると、より効果が出ます。
足の指を手で握り、ゆっくりと曲げてストレッチしましょう。
次に、足の指の運動ですが、遊び心を持たせてやるのが最適です。
子供はすぐに飽きてしまいますからね・・・
▼子供にオススメ!足指の運動
- ビー玉にぎり
- 足指じゃんけん
- 階段の昇り降り(裸足)
- 踏み台昇降(裸足)
- なわ跳び
こういった運動をするのがオススメです。
毎日同じメニューではなく、違うメニューにしたり、目標を持たせることで、飽きさせず続けることができますよ!
子供の浮き指をほかっておくと「危険」なことが・・・
浮き指になっていると、足の裏ではバランスが取れなくなるので、上半身でバランスを取るようになります。
いわゆる「猫背」にして、バランスを取るようになってしまいます。
(背筋を伸ばすと後ろにバランスを崩すので)
こうして、猫背の状態が続いていくと、肩凝り・頭痛・腰痛といった、不快な症状が出てしまうこともあります。
不快な状態がひどくなると、心にも影響して「塞ぎ込む」可能性も出てきますから、早めの対処が必要です。
子供の場合は日々成長していくので、足の大きさや体のバランスもどんどん変化していきます。
親だけで対処しようとすると、難しいことも多々ありますから、そんなときは遠慮なく専門家を頼ってください。
多くの症例を見てきている専門家だからこそ、日常生活でのアドバイスなども的確にお伝えできます!