日頃から何気なく見ている「足の爪」ですが、とても重要な役割があるってこと、なかなか知られていません。
もしも足の爪がなかったら、日常生活でもかなりの影響を受けますし、怪我だってしやすくなります。
そんなにも大切な足の爪が、変形してしまったり、巻き爪になってしまうと、かなり厄介なことになります。
足の爪にはどんな役割が?
それではまず「足の爪」にどういった役割があるのか、代表的なものをいくつか紹介していきますね。
▼足の爪「3つの」役割
- 指先を守る
- 力を入れやすくする
- バランスを取りやすくする
この3つが主な役割で、日常生活を送るうえでも、それぞれがとても大切な機能です。
指先を守る
じつは、足の指にある骨は、指の先端まではありません。試しに指先を押してみると、フニャフニャしてると思います。
もし足の爪がなかったら、靴を履いたときなど、指の先の皮膚が圧迫されたり、傷付いたりしてしまいます。
足の骨は体重を支える役割もあるので、指先のように骨がない部分の皮膚は、怪我をしやすい環境にあるんです。
このように、足の爪は「指先の皮膚を守る」ための役割をもっています。
バランスを取りやすくする
歩くとき、止まるとき、踏ん張るとき、バランスを保つために、足の指の力を使います。
体重を支えるときに力が入りやすいのは、骨がしっかりと余分な重さを支えているからです。
前述したように、足の指先までは骨がないので、爪が骨の役割をしています。
固い爪が指先にあることで、踏ん張りやすかったり、バランスが取りやすくなるんですよ。
歩きやすくする
歩くときに必要なのは「体重を支えること」と「地面を蹴って前に進むこと」の2つです。
どちらか一方が欠けるだけで、人は歩けなくなってしまいます。
足の爪があるおかげで、足を着いたときにバランスを保てますし、指先で地面を蹴って前に進むことができるんですよ。
もしも足の爪がなかったら、歩いたり走ったりすると、とても転びやすくなるでしょう。
指先の感覚を守るために
指先はとても感覚が鋭い部分で、それによって「感触」「熱い」「冷たい」などを、細かく感じることができます。
もしも、指先の皮膚が傷ついたりすると、この感覚が低下してしまうんです。
指先の皮膚が硬くならず、感覚が敏感であることを保つために、爪が指先をしっかり保護する役割を担っています。
足の爪が変形してしまうと・・・
普通に生活しているだけで、足先には様々な負担がかかります。
もしも「巻き爪」など、足の爪が変形してしまったら、もちろん日常生活にも支障が出て、ストレスも溜まってしまいます。
しかも、巻き爪が悪化していくと、指先を守ってくれるはずの爪が、どんどん皮膚に食い込んでいきます。
・痛み
・悪臭
・感染
やがて、こういったトラブルにも発展していきますから、足の爪の手入れや、巻き爪の予防は、とても大切です。
日頃から、自分の足の爪の状態は、しっかりと確認しておきましょう!
少しでも「おかしいな?」と思ったときは、すぐにご連絡ください。巻き爪の専門家が、相談にお答え致します。