ダイエットのためとか、健康管理のためとか、ウォーキングを始めるもくてきは人それぞれ。
でも、せっかくウォーキングするんだから、効果的なやり方で歩きたいですよね。
そこで今回は、ウォーキングするときの「注意点」を紹介しながら、ダイエットにも効果的な体の使い方を紹介していきます。
ウォーキングで最大の注意点「大きな筋肉」を使う
はじめに、ウォーキングは「意識的に運動する」ことなので、歩くこととは少し違います。ですから、生活の中で「歩いている」のは、ウォーキングではないと思ってください。
ウォーキングするとき、最大の注意点は「大きな筋肉」をしっかり使って歩くということです。腕を振ってとか、少し大股で、とよく言われるのは、背中や足にある大きな筋肉を使うため。
▼ウォーキングで使いたい筋肉
- 背中(広背筋)
- お尻(大殿筋)
- 太もも裏(ハムストリングス)
この3つは、大きな筋肉の代表的なモノであり、ちょっと意識するだけでも、ウォーキングしながら使うことができます。
こういう大きな筋肉を使うことで、効率よくエネルギーや脂肪を燃焼させられるので、ダイエットにも効果的です。
肩甲骨を動かして腕を振る
背中にある大きな筋肉(広背筋)をしっかり使うために、肩甲骨を動かす意識をして腕を振りましょう。そうすることで、単なる腕振りとは違って、広背筋という大きな筋肉が使えます。
・肩甲骨と背骨の間を意識する
・肩甲骨を動かしながら肘を引く
家の中でも、こういった腕振りの練習をするのも効果的です。
ちなみに、肩が凝ったときに「肩を回す運動」をするときは、肩甲骨を動かしながら大きく肩を回すと、首筋や肩がほぐれます。
よかったら試してみてくださいね♪
少しだけ大きく足を出して、お尻を締める
お尻や太ももの筋肉(大殿筋・ハムストリングス)を使うために、意識的に足を大きく出しましょう。
さらに、かかとが地面に着く瞬間に「お尻の穴とヘソ」を締めてください。
・普段より少し大きく足を出す
・かかとから地面に足を着く
・かかとが着くと同時に「お尻とヘソ」を締める
こういう意識で歩くことで、お尻や太ももの大きな筋肉を使うことができます。
ウォーキング「その他の注意点」
ウォーキングするときは、歩き方だけではなく他にも注意点がいくつかあります。
・夜ウォーキングでは蛍光色を身に着ける
・ジョギングやウォーキングシューズを履く
・ストレッチをしてからウォーキングする
・最低でも30分くらいはウォーキングする
・できれば毎日、もしくは1日置きにやる
とくに、夕暮れや夜間にウォーキングするときは、目立つように「蛍光色」の入った服や靴を身につけてください。
早朝にウォーキングをするときは、ストレッチやマッサージなど、しっかり準備運動をしてからウォーキングにでかけましょう。
ウォーキングに足元のケアは必須
ウォーキングは、ダイエットとか健康づくりにとても効果がある運動です。しかも、誰にでもできる簡単な運動です。
ただし、シューズ選びや足元のケアには注意しましょう。足に合わないシューズを履いたままウォーキングをすると「巻き爪」になったり「外反母趾」になったりします。
「スポーツのやり過ぎって巻き爪になる?とくに「走る」運動は要注意です!」でも話していますが、足首が動かしやすいシューズを選び、紐をしっかり結ぶことがポイントです。
・つま先が痛い
・足の爪が痛い
・膝が痛い
・腰が痛い
ウォーキングをしていて、足や腰などにトラブルが出たら、一度ご相談ください。
足元のケアも含めて、治療をさせて頂きます。