ブーツで歩くと「足が痛くなったり」とか「靴ずれができたり」とか「変な歩き方になったり」など、身に覚えはありませんか。
普段から履いているような靴とは違って、ブーツ用の歩き方をしていないと、不格好だったり、足が痛くなったり、といったことが起きやすいです。
そもそも、なぜブーツでは「歩き方が違う」のでしょうか?
ブーツだと歩き方が変わる理由
ブーツを履いたときに、歩き方を変えなきゃいけない理由は、大きく分けると2つあります。
▼ブーツ特有の問題
- 足首が固定される
- ブーツ内で滑りやすい
ブーツでは足首が動かせない
ブーツの長さに関係なく、ブーツを履くと「足首が固定されてしまう」ので、普段の靴に比べると足首の可動性が狭くなります(足首が動かせない)。
ですので、足を着くときの衝撃を受け流したり、足を蹴り出すといったことができなくなり、色々な場所へ負担が大きくなるんです。
・膝への衝撃
・足の親指への負担
・足首や腰への負担
しかも、ブーツの種類によってとか、メンテナンスが悪かったりすると、足首自体にも痛みが出てしまうので注意しましょう。
ブーツを履いて足首が痛いときは「ブーツを履くと足首が痛くなる原因と対処法をお伝えします!」を参考にしてみてください。
ブーツ内はすべりやすい
さらに、ブーツの中は「硬くて滑りやすい」造りになっていて、歩いているときにブーツ内で足が前後に滑ってしまうんです(靴ずれも起きやすい)。
ブーツの形状であるとか、サイズが合っていなかったりすると、つま先とか爪に大きな衝撃が加わるようになり、症状が悪化すると痛みが出てしまいます。
・つま先への負担
・足の親指への負担
・足の爪への衝撃
さらに、ブーツを長時間にわたって履いていると「足がむくむ」ので、ブーツ内で圧迫されることにより、さらにつま先への負担が増えていくんです。
つま先を痛めないために「ブーツを履くと「つま先」が痛いときの対処法をすべて紹介します!」を参考にしてみてください。
ブーツに適した歩き方
それでは、ブーツを履いたときに適している「歩き方」を、いくつかお伝えしていきます。
先ほどもお伝えしたように、ブーツを履くと「足首が動かない」ことと「ブーツ内で滑る」ことが起こるので、なるべく「大股で歩かない」ことを意識しましょう。
いつもより歩幅を狭くするくいらいが、ちょうどいいです。
・やや歩幅を狭くする
・足裏全体を着くようにする
・足首(くるぶし)に体重を乗せる
・下を見ず前を向いて歩く
最低でも、この4つを意識して歩くとよくて、これをするだけでも足腰への負担は減りますし、なんといってもキレイな姿勢になります。
もちろん姿勢が良くなると、足はスラっと長く見えますし、歩く姿からオーラが出るようになるんですよ!
・足のマッサージ
・お尻の筋トレ
こういったことを日頃からやっておくと、ブーツを履いても違和感なく歩けるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。
ブーツの歩き方が悪いと足元にトラブルが・・・
もちろん、歩き方が悪いままだと、足元へのトラブルも生じてきます。
ブーツを履いて悪い歩き方を続けていると、体のあちこちに負担がかかってきますし、ひどくなると様々な症状が体に出るようになってしまいます。
・腰痛
・膝痛
・足首痛
・靴ずれ
・巻き爪
・外反母趾
こういった症状が起こりやすくなるので、歩き方に注意したりとか、足腰のケアをしっかりやっておきましょう。
あとは「長時間ブーツを履かない」ことも重要なポイントで、足をしっかり休めてあげることも非常に大切です。
・足首に痛みがある
・外反母趾が痛い
・爪が変形している
こういうときは、すぐにブーツを履いて歩くのをやめて、まずは専門家に相談しましょう。
当院では無料相談もやっていますので、お気軽に問い合わせしてください。