「ウォーキングを始めようと思ってるんだけど、なにを目安に歩けばいいんだろう?」
こういう疑問をもっている人も多いみたいなので、今回は「1時間ウォーキングをしてみたら」を基準にして、どれくらいの効果があるのかお伝えしていきます。
・カロリー
・歩数
・距離
この3つの観点から、実際に「ウォーキングを1時間したときの効果」を見ていきましょう。
ウォーキングを1時間したときの消費カロリーはどれくらい?
ここでは「体重50kg」の人を例にしてみましょう。
ゆっくりペースで1時間ウォーキングしたときの消費カロリーは、だいたい「158kcal」になります。これは、茶碗1杯分のカロリーとほぼ同じです。
さらに、ウォーキングを「軽く息が弾む」スピードにすると、1時間で「263kcal」を消費することができます。
★消費カロリーの計算→「keisan:生活や実務に役立つ計算サイト」を利用しました。
仮に同じ条件で「1時間ジョギング」をすると、消費カロリーは「380kcal」になりウォーキングの約2倍になります。
ウォーキングで消費カロリーを増やすには
カロリー消費をアップさせるには、もちろん「歩くスピード」を上げればいいんですが、いきなり速いスピードでウォーキングをしてしまうと、色々な支障をきたします。
・疲れやすい
・怪我をする
・長く続かない
こんなのは、よくあることですね・・・。
ですから、まずは自分のペースで歩き、その代わり正しいフォームを意識しましょう。
ポイントは「背中」や「お尻」や「腹筋」などの大きな筋肉を使って歩くことなんですが、具体的には「肩甲骨」を意識して手を振ったり、あとは「お尻の締め」を意識して体重を支えるといいです。
詳しい体の使い方について「ウォーキングの注意点をズバリ解説!ダイエットに大切なのはアレの使い方♪」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ウォーキングを1時間すると歩数や距離はどのくらいになる?
では実際に、ウォーキングを1時間すると「歩数」や「距離」は、どれくらいになるのでしょうか?
「体重50kg」の人を基準に考えてみましょう。
ゆっくりペースで1時間ウォーキングをすると、だいたい「4km」を歩くことができ、これを歩数にすると「約6000歩」になります。
さらに、早いペース(軽く息が弾む)で1時間ウォーキングすると、距離は「6.4km」となり、歩数は「約7100歩」くらいです。
<1時間ウォーキングした場合>
・ゆっくりペース:距離4km、歩数6000歩
・息が弾むペース:距離6.4km、歩数7100歩
こうして見ると、ウォーキングを1時間するだけでも「かなりの距離」を歩くことになります。
これはウォーキング初心者にとって、とても体に負担がかかる距離なので、最初は「30分」くらいを目安にウォーキングすると良さそうです。
最初から無理をすると、結局は続かない人が多いので。
ウォーキングを1時間するだけでなく筋トレも!
冒頭でもお伝えしましたが、ウォーキングで消費できるカロリーはそれほど多くないので、ダイエットするなら「筋トレ」も取り入れてカロリー消費を促進させましょう。
・腹筋や背筋
・太ももやお尻
こういった大きな筋肉を中心にトレーニングをしておくと、ウォーキングでのカロリー消費アップにもつながりますし、基礎代謝もアップするので「太りにくい」体に近づきますよ!
もちろん、ケガや関節痛、腰痛などの予防にもなりますので、メリットはたくさんあるんです。
ウォーキングのメリットは他にもある!?
ウォーキングの効果にはカロリー消費だけでなく、他にも色々なメリットや効果があります。
・血圧を下げて安定させる
・リフレッシュ効果がある
・免疫力が高くなる
・体力がアップする
・骨が強くなる
この5つについては、とくに大切なメリットとして広く知られています。
ウォーキングのメリットについては「プロが伝える!ウォーキングのメリットと2つの注意点」でも詳しく触れているので、よければ参考にどうぞ!
健康維持のためにも、ウォーキングって良い運動ですから、できるだけ長く続けていきましょう!