季節の変わり目や、節目の時期などは、新しい靴を買って履くことが多くなるので、どうしても「靴擦れ」が起こりやすくなってしまいます。
しかも、履き慣れていない靴によって靴擦れだけでなく、水ぶくれができてしまう人もいて、気がついたときには「水ぶくれが潰れていた」なんてこともあるんです。
そこで今回は、靴擦れで水ぶくれができたときの対処、その水ぶくれが潰れてしまったときの対処、これらを中心にお伝えしていきます。
靴擦れの水ぶくれが潰れたときの対処
足と靴のサイズが合っていないと、靴と足の「摩擦」によって靴擦れが起こるようになりますし、他にも、足の指どうしの摩擦によっても、指の間に水ぶくれができることがあります。
もしも、この水ぶくれが潰れてしまったとき、どう対処すればいいのでしょうか。
▼水ぶくれが潰れたときの対処
- ①傷口とその周囲を水で洗い流す
- ②傷口を早く塞ぐため絆創膏を貼る
靴擦れでできてしまった傷と同様に、水ぶくれが潰れた傷も、まずは水で洗い流して清潔を保つようにしましょう。そうすることで、早く治るようになります。
もちろんですが、傷口を直接触ったりは厳禁で、傷口から雑菌が入る恐れもあるので、傷口には触れないようにしてください。
そして、傷口を洗い流したら「湿潤療法用」の絆創膏を貼って、傷口をしっかり守りながら、早く塞がるようにしていきます。ちなみに防水機能もあります。
・キズパワーパッド
・ネクスケア
・ケアリーヴ
・ハイドロコロイド
こういった湿潤療法用の絆創膏は、ドラッグストアとか薬局にも売っていますし、インターネットで買うこともできます。
このようにして、水ぶくれが潰れてしまっときは「流水洗浄」と「絆創膏」で対処すればいいんですが、潰れる前に水ぶくれを発見したときは、どうすればいいのでしょうか。
靴擦れで水ぶくれができたときの対処
潰れる前の水ぶくれは、できるだけ「自然治癒」を促すようにしてください。
・水ぶくれを潰す
・絆創膏を貼る
こういったことをすると、かえって水ぶくれの治りが遅くなったり、細菌感染のリスクも増えてくるので、避けるようにしましょう。
ですから、靴擦れによる水ぶくれを見つけたときは、少し大きめの「ガーゼ」を貼って保護するようにしてください。
もちろん、靴擦れを起こした靴は履くのをやめて、履き慣れた靴を履くか、サイズが合った靴を履くようにするといいです。
新しい靴を買うときは、サイズが大切
履き物を新調するときって、自分の「足の大きさ」や「足の形」に合ったものを選ぶのがとても大切で、足に合っていれば靴擦れは予防することができます。
サイズ選びについては、以下の記事を参考にしてみてください。
→「サンダルのサイズ選びって難しい!?注意すべき3つのポイント」
→「原因は?スニーカーを履くと親指の爪が痛くなる【スニーカー選びが大切です】」
→「営業女子なら必見!一日中歩き回るのに最適なパンプス選び【7つのポイント】」
靴擦れができないようにするには?
靴擦れや水ぶくれが治ったとしても、同じ靴を履いていると再び靴擦れや水ぶくれができてしまう可能性があるので、自分の足に合った靴を買い直すのがベストです。
でも、なかなか買い直せないこともあると思うので、そういうときは以下の方法を試してみてください。
・保護パッドを貼る
・インソールを入れる
・歩き方を見直してみる
かかとの後ろや、親指と小指の外側などは、とくに靴擦れが起こりやすい場所なので、あらかじめ「保護パッド」を貼っておくのもいいです。
もしも、靴が大きめで靴擦れを起こしてしまったなら「インソール」を入れて、靴の中で足が動かないようにするといいでしょう。
そして、これも大切なんですが、いわゆる「歩き方」を見直すことです。
靴擦れは歩き方の見直しサイン!?
というのも、とくに「片方の足だけ」に靴擦れを起こすとか、いつも「決まった場所にだけ」に起こす場合、これは歩き方にも原因があるかもしれません。
なぜなら、歩き方のバランスが悪いと、負担が偏ったりとか一定の場所に集中するからです。
・巻き爪
・外反母趾
こういった症状は、歩き方が悪くなると発症するリスクも高くなりますし、軽度なものなら歩き方の見直しで改善することもよくあります。
ですから、靴擦れを起こしてしまったら「歩き方が悪いのかな」って少し気にするといいです。
なお当治療院では、巻き爪や外反母趾に関する「LINE無料相談」もやっているので、ちょっとでも気になることがありましたら、遠慮なくご連絡ください。