バスケットボールは怪我が比較的多いスポーツなんですけど、中でも「突き指」とか「足の爪が痛くなる」といったことは、日常茶飯事に起こるアクシデントです。
とくに足の爪については、痛くなる前に「内出血」していたり、あるいは「すでに爪が割れていた」なんてことあるので、日頃からのケアとか爪の状態チェックというのは欠かせません。
・爪が黒くなってないか
・爪が変形してないか
・爪が割れてないか
こういった状態になっていないかチェックすることも大事ですし、こうならないよう予防することはもっと重要なことです。
そこで今回は、バスケットボールで足の爪が痛くなる原因と対処法について、詳しく解説していきます。
バスケで足の爪が痛くなる原因
バスケットボールをプレイしていて「足を踏まれた」とか「つま先にボールが当たった」とか、そういった突発的なアクシデントを除けば、足の爪が痛くなる一番の原因はその「激しい動き」にあります。
バスケットボールのように「ストップ&ゴー」や「急激な切り返し」といった動きを頻繁に繰り返すスポーツでは、つま先への衝撃とか負担というのはかなり大きいです。
そして、このような激しい運動を何度も繰り返すことで、足の爪が内出血を起こしたり、足の爪が割れたりするといったアクシデントが起こります。
▼足の爪が痛くなる原因
- 靴のサイズが合っていない
- 靴紐がしっかり結べていない
- 爪が伸びすぎている
- 指先で踏ん張るクセがある
こういった原因が重なることで、足の爪が痛くなったり、最悪のケースは爪が剥がれてしまうといったことが起こります。
ですから、バスケットシューズの「サイズ合わせ」とか「紐の結び方」をしっかりやっておけば、足の爪の痛みはある程度「予防」することができるんです。
バスケで足の爪が痛くなるのを防ぐポイント
それでは、ここからは「今すぐできる足の爪が痛くなるのを防ぐ方法」について、いくつか紹介していきます。
シューズのサイズを合わせる
バスケットシューズのサイズは、大きすぎても小さすぎても良くなくて、目安としては「1〜2センチ」くらい余裕があるのがベストです。
サイズ合わせをするときは、以下の手順でやりましょう。
①紐をゆるめてシューズを履く
②かかとをしっかり合わせる
③つま先の余裕を確認する
④横幅も合っているか確認する
ここで忘れやすいのが、しっかり「かかとを合わせる」ことと「横幅が合ってるかの確認」の2つです。
かかとが合っていない状態でシューズを選んでしまうと、結果的に大きめサイズになってしまいます。
また、メーカーによってはシューズの横幅にも違いがあって、横幅が足に合っていないと「シューズの中で足が遊んでしまう」ので注意しましょう。
シューズの紐はしっかり結ぶ
正しいサイズのシューズを選んだら、あとは「ひもの結び方」に気をつけてください。
しっかりと紐を結ぶことも大切なんですが、それと同じくらい「足の甲」の部分で調節することが大切です。
基本的にバスケットボールは「激しく動く」スポーツなので、せっかく紐をしっかり結んでいたとしても、足の甲の部分がゆるいだけで「足の安定感」は無くなります。
ですから、シューズのひも全体をしっかり調節して、シューズ内での足の遊びを無くしていきましょう。
爪が内出血を起こしていたら
もしも、このように足の爪が「内出血」を起こしていたら、以下のような応急処置をしてください。
・熱をもっていたら冷やす
・消毒などで綺麗にする
・絆創膏を貼って保護する
間違っても、内出血の部分を押さえたりとか、爪を剥がそうとすることは、感染の危険にもつながるのでやめておきましょう。
また、足の爪の痛みが強いようなら、運動は中止して病院を受診してください。