仕事でもプライベートでも、ブーツを履くことが多いんだけど、最近ちょっと「指先の痛み」が気になるんです。
ブーツを履いていると、つま先が痛むようになってきて・・・
先生、なにか良い対処法はあるんでしょうか?
ブーツを履いて「つま先」が痛くなる原因
ブーツを履いて歩くと「つま先」が痛くなる、こういったケースはよくある話なんです。
とくに、外反母趾や巻き爪になっている人は、あっという間に症状が悪化するので、とても注意が必要です。
▼ブーツを履くと「つま先」が痛くなる原因
- ブーツが足に合っていない
- ブーツの中で足が前に滑る
- つま先や足全体がむくんでいる
この3つが、つま先が痛くなる原因として挙げられます。
それでは、どのような対処法が効果的なのか、1つずつ説明していきますね!
アーチ補助のあるインソールを入れる(対処法①)
そもそも、ブーツを履いて「つま先」が痛くなるのは、サイズが合っていない証拠なんです。
ブーツが大き過ぎると、ブーツの中で足が遊んでしまいますから、歩くたびに足が前に滑っていくんです。そして、つま先が当たるようになってしまいます。
こういうときは、インソールをブーツの中に入れることで、簡単に対処することができます。足裏のアーチをサポートする形状のインソールを入れておけば、足の前滑りにも効果的ですよ。
紐がないタイプのブーツは、足の甲にゆとりが多いので、インソールの厚さで調節してください。足の甲にゆとりがあり過ぎると、ブーツの中で足が動いてしまうからです。
ブーツの紐をしっかり締める(対処法②)
紐のついたブーツであれば、インソールを入れるのと同時に、紐もしっかりと締めましょう。このときの注意点は、
・結び目はゆるく
・足の甲の部分をしっかり締める
この2つです。逆に、結び目を強くしてしまうと、足首が痛くなる原因になるので気をつけましょう。
足のマッサージをする(対処法③)
足の「むくみ」に対しては、即効性のある対処法はありません。
毎日、リンパマッサージをして、リンパの流れを良くしておくことで「むくみにくい」足にしておくことが大切です。
リンパマッサージをするときのポイントは、指先から体の中心に向かってマッサージを行うことです。とくに膝の裏には大きなリンパ管があるので、丁寧にマッサージをしましょう!
「むくみ」がひどくなると、一晩では引かなくなったり、血行が悪くなったりするので、日頃のセルフケアは大切です!
ブーツを買うときのポイント
ブーツを買うときは「足がむくむ」ことを想定して、夕方とか夜に、サイズ合わせをするといいです。
午前中は「足のむくみ」も少ないので、この時間帯にサイズ合わせをすると、結局サイズが合ってなかったということになる可能性もあります。
そして、ブーツを選ぶときは、かならず試し履きをしましょう!
「巻き爪」や「外反母趾」が気になる人は・・・
足先にトラブルを抱えている人は、ブーツ選びには人一倍慎重になる必要があります。
ブーツやインソール選びを間違えると、あっという間に症状は悪化していきますので、必ず専門家の意見を聞きましょう。
そもそも、ブーツを履くこと自体が「ダメ」というケースもあったりします。
そうなると、今回紹介した対処法だけでなく、その人に合わせた対処法が必要になることもあるので、ぜひ専門家に相談してください。