「水虫=夏」というイメージがあると思いますが、じつは冬でも水虫になる危険が潜んでいるって知っていましたか?
とくに女性は「冬に履くブーツ」で水虫になってしまうケースが多いんですよ。
でも「なぜ冬なのに水虫になりやすいのか?」について、今回はお話ししていきます。
簡単にできる予防法も紹介するので、ぜひ試してみてください。
冬になると履くブーツに潜む「水虫」のリスク
水虫の原因は「白癬菌(はくせんきん)」という細菌で、ご存知かもしれませんが「高温多湿」になると増殖しやすくなります。
菌が増殖していくと「痒み(かゆみ)」が出るようになり、悪臭を放つようになることも・・・
気温が下がり湿気も少なくなる「秋~冬」なのに、なぜブーツを履くと水虫になる危険があるのかというと、ブーツの中の環境に原因があるからです。
▼ブーツ水虫になる原因
- ストッキングで足が蒸れる
- ブーツの中は通気性が悪い
- 不潔なブーツを繰り返し履く
それでは、どうすれば「ブーツ水虫」を予防できるのでしょうか?
簡単にできる予防法をここからお伝えしていきます。
冬の「ブーツ水虫」を予防する方法
基本的には「高温多湿」を極力避けながら、ブーツや足の「清潔」を保つことです。
日頃からこの2つを心がけることで、足の水虫を予防することができます。
帰ったらストッキングを脱ぐ
ブーツを履くときに「ストッキング」を使う女性も多いと思いますが、ストッキングの繊維というのは「吸収性」がありません。
ですから、汗をかくとブーツ内は一気に高温多湿の状態になってしまい、そのため水虫菌が繁殖しやすくなります。
帰宅したらすぐにストッキングを脱ぎ「足の裏」や「足の指の間」を、石けんなどでしっかり洗うようにしましょう。
もちろん洗ったあとは、しっかり乾かすようにしてください。
長時間ブーツを履かない
ブーツは基本的に「通気性が良くない」履物ですから、湿気が溜まりやすいです。
ですから、長い時間ブーツを履き続けることはできるだけ避け、適度にブーツを脱ぐ時間を作りましょう。
そもそも、一日中外で歩き回るようなときは、ブーツを履かないようにしてください。
もちろん長時間歩くということは、それだけ汗もかきやすくなるわけですから、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
ブーツを清潔に保つ
ブーツの中は雑菌だらけで「不潔」だと思ってください。
ですから、毎日のように同じブーツを繰り返し履き続けると、どんどん菌が繁殖していきます。
・小まめにブーツを洗う
・日陰干しをする
・除湿剤を入れておく
こういったことをしながら、ブーツの中も「清潔を保つ」ように心がけましょう。
爪水虫が原因で巻き爪になることも
水虫が足の爪にまで感染していくと、治癒までに長引いてしまうことが多いです。
しかも、爪水虫になると「正常に爪が伸びなくなる」ため、巻き爪になる危険もあります。
巻き爪にまでなってしまうと、痛みなどで日常生活にも支障をきたすようになり、悪化すると細菌感染を引き起こす可能性もあるんです。
・足の水虫になる
・爪に水虫がうつる
・爪が巻き爪になってくる
・歩くと爪に痛みが出始める
・爪が皮膚に食い込み傷ができる
・傷口から細菌が入り感染してしまう
こうやって悪化させないためにも、日頃からのケアやブーツの手入れなどをしておきましょう。
ケアの仕方などは「巻き爪だと思ってたら爪水虫だった!日頃から足の爪はケアしましょう」でも解説しているので、よければ参考にしてください。
すでに足の爪に異変を感じているようなら、今すぐご相談ください。
早めの対処が、なによりも一番大切です!