ブーツを履く季節になると、足がむくむことが多くなりますよね。
いわゆる「ブーツむくみ」が起こりやすくなるので、日頃から注意が必要です。
▼「ブーツむくみ」の主な原因
- ブーツによる圧迫
- 寒さによる血流低下
こういった理由によって、ブーツを履き始める秋から冬になると、足がむくみやすくなります。
しかも、むくみが強くなると「つま先」を圧迫するようになるので、巻き爪や外反母趾などのトラブルにも繋がりやすいです。
そこで今回は「ブーツむくみ」の原因と解消する方法を、紹介していきたいと思います。
ブーツが「ふくらはぎ」を圧迫する
ブーツのサイズが合っていなかったり、ふくらはぎに余裕がないと、むくみの原因になります。
とくに、ロングブーツを長時間にわたり履き続けていると、ふくらはぎが圧迫されて、むくみが強くなりやすいです。
1. ふくらはぎが窮屈
2. ふくらはぎが圧迫される
3. むくみが強くなる
4. さらに圧迫される
このような悪循環になるので、ふくらはぎが窮屈なブーツを履いたり、長時間にわたりブーツを履くなど、こういったことは極力避けるようにしましょう。
ふくらはぎが窮屈になるとブーツ内も蒸れやすくなり、嫌な匂いの原因にもなるので要注意です。
また、ブーツを選ぶときは「夕方に試着」してみて、ふくらはぎに「指1本以上」ゆとりがあるものを選ぶといいですよ。
ブーツを選ぶときは足首に動かしやすさも大切で、こちらの「ブーツを履くと足首が痛くなる原因と対処法をお伝えします!」で解説しています。
「冷え」により、むくみやすくなる
足の冷えは血流を低下させ、このことが「むくみ」の原因になります。
秋も深まり冬に入ると外気温が低くなるため、体温が下がらないように体の中心の血液循環が増加するので、手や足先の血液循環が弱くなってしまうんです。
つまり、血液の循環が弱くなるということは、体の水分がそこに留まりやすくなるということ。
1. 寒くなると体温維持のため血液が体の中心に集まる
2. 手や足など末端の血液循環が弱くなる
3. 血液循環が減るので、むくみやすくなる
さらに、寒くなると運動する機会も減っていくので、余計にむくみやすくなります。
代謝の上がる食事をしたり、お風呂の中で足の運動をするなど、日頃から「むくみ対策」をしておきましょう。
足の冷え対策について「足の指が冷えてツラい!「足の専門家」が冷え対策のいろはを教えます!」で解説しているので、参考にどうぞ。
むくみで「つま先」が圧迫される
寒くなると「むくみやすくなる」上、さらにブーツで圧迫されることで、すぐに足がむくんでしまいます。
さらに「むくみ」がひどくなると、指の先まで「むくんでしまう」こともあり、そうなると足の指もブーツ内で圧迫されるため危険なんです。
・爪が割れる
・巻き爪になる
・外反母趾になる
・皮膚に傷がつく
・指にタコができる
こういった状態になりやすいので、足の指はつねに観察するように心がけてくださいね。
また、ブーツ内は通気性が悪いですから、臭いの原因になったり、傷口から細菌感染する可能性も高くなります。
基本的には「観察」と「清潔」が大切ですから、日頃から心がけておきましょう。
こちらの「ブーツを履くと「つま先」が痛いときの対処法をすべて紹介します!」も参考にしてみてください。
もしも、足のむくみが気になる、ブーツを履くと指が痛いなど、少しでも気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。