【保護者必見】子どもの巻き爪は運動・学習にも影響あり!?年齢別の爪切り方法も伝授

こんにちは!大阪巻き爪フットケア専門院・院長の木方です。

大阪巻き爪フットケア専門院にも、お子様の巻き爪で来院されるかたが増えています。

「なんか、子どもの爪の形が気になる…」

「子どもが足先を痛がることがある…」

「子どもの爪切りって難しい!どうしたらいい?」

こんなふうに、お悩みではありませんか?

保護者のかたはお子さんの体のことですから、心配ですよね。

実は、子どもの爪切りは、ただ短くすれば良いというわけではありません。

大事なのは「年齢に合わせた正しいケア」!

子どもの年齢に合わせた爪切りや足のケアをしないと

姿勢や歩き方、さらには運動能力や学習にも影響が出る可能性があります。

そのくらい、「足」は重要なんです!

この記事では、「子どもの巻き爪の原因や対策」に加え、

まだ自分では上手に爪切りができない

0歳〜3歳、4~5歳、6~7までの「年齢別爪切り方法」を伝授します!

大切なお子さんの足の健康を守るために、ぜひ参考にしてください。

子どもの巻き爪を引き起こす3つの原因

「子どもも巻き爪になるの?」と不思議に思われる保護者のかたも多いですが、子どもの巻き爪には「生活環境」が関係しています。

足から健康足神TV

浮き指(浮き足)

足の指が地面にしっかり接地せず、浮いてしまうことで、外反母趾や巻き爪の大きな要因となります。現代の子どもの約8割に見られると言われています

正しくない歩き方・姿勢

こちらはイメージしやすいのではないでしょうか。足に余計な負担や力がかかり、巻き爪を引き起こすことがあります。

保護者が気付けない

お子さんが、自分では痛みや不快感を伝えられない場合は保護者の方の気づきが遅れることも。まだ初期段階の巻き爪は見た目でもわかりにくいことが多いので、つい見逃してしまいがちです。

「足を使わない生活」で「巻き爪」になる

昔の子どもたちはジャングルジムや森で遊んでいました。

保護者のかたも外でたくさん遊んだ記憶がありませんか?

しかし、最近は生活環境が大きく変わりました。

スマートフォンやゲームの普及により、室内でも十分楽しめる生活になりました。

一方で、遊べる公園が少なくなったり、治安の関係で子どもだけで外に出ることが難しかったり…。

夏であれば、かなり気温が高く、外で長い時間遊ぶことも難しくなっています。

特に長期休暇は、体育の時間がないため、意識しないと普段の生活より体を使う機会が減りがちです。

結果的に足を使う機会が減り、足の指が地面にしっかり設置しない「浮き指」となり、「巻き爪」につながりやすくなるのです。

「巻き爪」は運動、学習にも影響が出る!?

足の指がうまく使えないと、「巻き爪」や「外反母趾」など足のトラブルだけでなく、子どもの成長に様々な悪影響が出る可能性があります。

姿勢の悪化

足元が不安定になることで、うまく体を支えられなくなり、全身のバランスが崩れてしまいます。

学習能力の低下

足をしっかり使えないことで、集中力の低下につながります。学習にも影響が出る可能性があります。

運動能力の低下

足をしっかり使えないと「走る」「跳ぶ」といった基本的な運動能力にも影響します。その分、スポーツのパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

姿勢、学習能力、運動能力、全てお子さんにとっては大切なものです。

まずは「巻き爪にさせない生活習慣が重要」とお分かりいただけたかと思います。

「爪を正しく切る」ことも、巻き爪予防につながる

爪の切り方を間違えると「巻き爪」につながります。

お子さんの爪は成長段階によって「硬さ」や「状態」が異なるため、それぞれの時期に合った爪切りが大事!自宅でできる、年齢別の正しい爪切り方法をご紹介しますね。

子どもの年齢別!正しい爪切り方法 <0〜3歳くらいまで>

この時期の赤ちゃんの爪や幼児の爪はまだ柔らかく、非常にデリケートです。

保護者の方が爪切りをする時期ですので、正しい爪切り方法をマスターしましょう。

<正しい爪切り方法>

(手順1)爪やすりで優しく、爪の形を丸く整える

(手順2)爪切りバサミ使用時は、深爪に注意!角を丸く落とす

最も最適な方法としては「爪やすりを使って丸く優しく削る」方法です。

爪切りバサミを使う場合は、深爪にならないよう注意しながら、爪の角を丸く整えるようにカットしてください。爪が白くなってきたら、しっかり削れている証拠です。

子どもの年齢別!正しい爪切り方法 <4〜5歳くらいまで>

5歳〜6歳ころになると、子どもの爪は少し硬くなってきます。

幼稚園、保育園、小学校など、体を動かして活発に遊ぶことが増えるので、その分、足や爪に汚れが溜まりやすくなります。

<正しい爪切り方法>

(手順1)ニッパー型爪切りと爪やすりで整える

(手順2)深爪を避け、少し丸みを帯びた形に切る

おすすめは、お風呂上がりの爪切り!

「ニッパー型の爪切り」で爪の角を落として、爪やすりで滑らかに整えていきましょう。

この時期も、赤ちゃんの時と同様、爪は少し丸みを帯びた形に切ると良いでしょう。

<注意点>

汚れをきれいにしようとして、つい爪を短く切りすぎてしまうことがあります。

しかしその切り方では、深爪になるリスクが高まります。

爪の汚れ対策は、お風呂で石鹸をつけた歯ブラシで優しくこすり洗いすること。

優しく擦っていくと足や爪の汚れもきれいに落とせますよ。

子どもの年齢別!正しい爪切り方法 <6歳〜7歳くらいまで>

この時期には、子どもが自分で爪を切れるケースも増えてきます。

しかし、爪が分厚くなっている子も出てくる年齢ですね。

爪が分厚くなっていると、子どもが自分の力で爪を切ることが難しくなります。

<正しい爪切り方法>

(手順1)力を入れすぎず、ゆっくりと慎重に爪を切る

(手順2)爪を切った後は必ず「爪やすり」をかける

深爪にならないよう、爪の白い部分を1~2ミリ程度残して丸く切るのが理想的です。

スポーツをするお子さんは、爪を少し長めに残し、ヤスリで整えることで足の動きがスムーズになります。

毎日の生活でできる!子どもの巻き爪予防3つのポイント

お子さんの巻き爪や浮き指を予防し、健康な足元を育むためには「日常生活の見直し」がカギを握っています。

(1)足を使う運動を取り入れる

生活の中で体を動かす習慣を取り入れましょう。家の中で簡単にできる足裏や足の指を意識的に使う遊びもオススメです。(例:ゴルフボールを足の指で掴む、タオルをつかむなど)ゲーム形式で行えば、楽しく続けられます。

(2)正しい「爪の切り方」をマスターする

今日ご紹介した、お子さんの年齢別で爪の状態が異なるので、お子さんに合わせて正しく爪を切ってください。それだけでも、巻き爪になる危険性を減らすことができます。

(3)足に合った靴を選ぶ

「すぐ大きくなるから…」「まだ履けるから…」と足に合わない靴は足の変形、巻き爪などトラブルの原因になります。サイズアウトしたら定期的に見直して、新しい靴を選びましょう。

まとめ

子どもの成長において、足の健康は非常に大切です。

爪の切り方・ケアはもちろん、足全体の健康がお子さんの姿勢、運動能力、そして学習にもつながります。「うちの子の足は大丈夫かな?」と心配になったら、まずは、お子さんの足元をよく観察してみてください。

「何かおかしいな?」という早期発見と適切なケアでお子さんの健やかな成長をサポートしましょう!お子さんの足のことで気になることがあれば、いつでもご相談ください。

大阪巻き爪フットケア専門院は「初回無料」で承っておりますので、安心してお越しください。

院長の木方先生

【企画・監修者】木方 功

  • 大阪巻き爪フットケア専門院 代表
  • 日本フットケア整体協会 代表
  • 巻き爪マイスター