こんにちは!Webライターの石川紫野です。
巻き爪のワイヤー治療で気になるのが、普段履く靴の選び方ではないでしょうか。
爪にワイヤーを取り付けるため、どうしても指に厚みが出てしまい、靴がキツく感じたり、愛用していた靴が合わなくなったりする場合もあります。
現在巻き爪のワイヤー治療を受けている私も、靴の選び方に悩むことがしばしば…。
そこで今回は、足のスペシャリストである木方先生に、巻き爪のワイヤー治療中の靴選びについてお話を聞いてきました!
この記事を最後まで読むと、巻き爪のワイヤー治療中の靴選びに迷わなくなること間違いなしです!
教えてくれた人
木方功先生
大阪巻き爪フットケア専門院 院長
日本フットケア整体協会 代表
巻き爪マイスター
この記事を書いた人
石川紫野
大阪府出身のフリーランスライター。幼少期から巻き爪に悩み、巻き爪がスタンダードになっていたある日、痛みに耐えかねて大阪巻き爪フットケア専門院へ駆け込む。将来の夢は、遠距離恋愛中の彼と一緒に韓国で暮らすこと。
ワイヤー治療で靴が合わなくなることはある
先日、久しぶりに履いた靴が足に合わなくなっていたんです。
お気に入りの靴だったのでめちゃくちゃショックで…。
巻き爪のワイヤー治療によって、それまで問題なく履けていた靴が合わなくなることってあるんですか?
たまにあるよ。
そうなんだ…。
今まで、ワイヤー部分にちょっと厚みが出ちゃって靴がキツいなと感じたことはあったんですけど、キツさを感じない靴でここまでガッツリ痛くなることはなかったので驚きました。
足に合わなくなってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
ちょっとでも違和感があったら、その靴は履かん方がいいね。
特に、痛みが出たり腫れたりしたなら、履くのを止めなあかん。
そうですよね…。わかってはいたんですけど、お気に入りの靴が履けなくなるのは悲しいです。
先日の靴を履いた後、左の親指が腫れてしまって、気付いたら膿が出ていました。
こういう場合の対処法はありますか?
痛みが出たり、腫れていると気付いたりした段階で、すぐに連絡してください!
もし、来院までに膿が出てしまった場合は、消毒液で消毒しておくと良いね。
わかりました!
ワイヤーの取り付けや交換によって、それまで問題なく履いていた靴が急に合わなくなってしまうことも稀に起こるのだとか。
「お気に入りの靴だから」と無理して履かずに、少しでも違和感がある靴は使用を止めましょう!
足の専門家が教えるワイヤー治療中の靴の選び方
実は、ワイヤー治療中の靴選びが結構難しいなと感じていて。
どうしても厚みが出ちゃうので、靴がキツくなってしまったり、親指が圧迫されて痛く感じてしまったり…。
痛みがなくても、生地がやわらかい靴だとワイヤー部分がモコッとしているのが目立ってしまって格好悪いなと感じることがあります。
ズバリ、どんな靴を選ぶと良いのでしょうか?
「厚みが出るから、大きめの靴やゆるめの靴を」って思うかもしれんけど、実は大きすぎる靴もゆるすぎる靴も、足にとっては良くないねん。
足にピッタリの靴っていうのも難しいと思うから、目安としては、余裕があっても5ミリから1センチ以内にとどめると思っておくといいね。
確かに、大きすぎると靴の中で足が動いてしまいますよね。
そうそう!だから、安全靴もやめておいた方がいい。
紐靴は、爪先からギュッと縛ると痛いかもしれんから、足先はちょっとゆるめにしておいて、影響のない上の方でしっかりと固定してあげるのがおすすめ!
たとえばハイカットの靴なら、足首でしっかり固定できるよね。
なるほど!痛くならない工夫をすれば良いんですね!
先生のお話をまとめると、巻き爪のワイヤー治療中におすすめの靴は以下の3つです。
- 5ミリから1センチの余裕がある靴
- 紐靴
- 足首など根元側で固定できる靴
ジャストサイズの靴を探すのは難しくても、5ミリから1センチの余裕がある靴なら、比較的探しやすそうですね。
また、紐靴は調整が利くので、ワイヤーの交換などで足先の厚みに多少の差が生まれても安心して履けるなと感じました。
圧迫感や痛みなく履くためのコツは、足先に少し余裕を持たせて、足首など根元側でしっかりと固定すること。
「合わないかも…」と思った靴も工夫次第では問題なく履ける場合もあるので、お手元の靴を見直して、工夫できるタイプの靴には先生のアドバイスを取り入れてみましょう!
靴を変えるなら体も変えよう!
違和感があったら履かん方が良いよって言ったけど、僕は、おしゃれで履く靴と、健康でいられる靴は違うと思ってるねん。
若い時はまだいいとしても、年齢が上がっていくに連れて、健康でいられる靴を選んだ方がいいと思う。
もちろん、どうしてもおしゃれな靴を履かなあかん時もあるやろうから、その時は履いたらいい。
ただ、日常的には履かない方がいいよね。
健康でいられる靴というと、最近よくネットで「整体師監修の靴」と宣伝されているものを見かけます。
巻き爪の人や、足に何かしらの疾患がある場合は、そういった靴を選んだ方が良いのでしょうか?
整体師監修の靴や、自分の足に合わせて作った靴って、悪い状態の足に合うように作ってるやん?
一時的には良くなったとしても、靴も履いていくうちにへたってくるから、また元の悪い状態に戻っていってしまうんよね。
だから、そういう靴を選ぶなら、靴だけじゃなくて、体の使い方や立ち方、歩き方も変えていった方が良いと思う。
確かに、体に染み付いた癖ってなかなか直らないですもんね。
靴を変えるだけでは、根本的な解決にはならないんですね!
「整体師が監修した靴」と聞くと足に良さそうなイメージではありますが、結局は自分の体ごと改善していかないと、一時しのぎにしかならないもの。
根治を目指すなら靴ばかりに頼らず、体の使い方や立ち方、歩き方も改善していく必要があります。
巻き爪そのものの治療だけに集中せず、治療と併せて体の使い方も改善していきましょう!
体から改善して巻き爪を根治しよう!
大阪巻き爪フットケア専門院では、巻き爪のワイヤー治療と並行して、以下のサポートを行っています。
- 基本姿勢や歩き方の指導
- あしゆびのトレーニング
- 巻き爪に合った爪切りサービス
巻き爪そのものの治療だけでは、いずれ再発してしまう可能性が高いもの。
二度と巻き爪に悩まなくて済むように、トータルケアで巻き爪を根治に導きます。
巻き爪になりにくい体作りも叶えたいなら、まずは下記ボタンよりお気軽にお問い合わせください!