梅雨の時期になってきたり、夏も本場になってくると、足が蒸れてくるし「足のニオイ」だって気になる人も多いのではないでしょうか。
また、季節に関係なく「一年中」足が蒸れて困るっていう人も、実際には多くいるんですよね。
ということで今回は、足が蒸れる原因と足ムレ対策について、じっくりお伝えしていきます。
足が蒸れて臭くなる原因
そもそも、足が蒸れる原因はいくつかあります。
しかも、足が蒸れている状態が続くと「雑菌が繁殖」しやすくなって、足のニオイの原因にもなってしまうんです。
正確なことをいうと、足の角質を雑菌が分解するときに嫌なニオイを発するんですが、詳しくは「サンダルが臭いのはなぜ?いやな臭いを消す方法と不潔の危険性」でも解説しているので、よければ参考にしてください。
▼足が蒸れる原因
- 靴のサイズが小さい
- 足に汗をかきやすい
- 靴の中が濡れている
- 素足で靴を履いている
- 通気性が悪い靴を履く
それでは、もう少し詳しくお伝えしていきますね。
靴のサイズが小さい
歩きにくいからといって、小さめのサイズの靴を履いている人もいますが、靴のサイズが小さいと「足の指が動かせない」状態になるので、汗もかきやすくなり、足も蒸れやすくなります。
しかも、靴の中が窮屈になって通気性も悪くなるので、よけいに足は蒸れてしまうんですよね。
ちなみに、夕方になると「足のむくみ」が一番強くなるので、それに合わせて靴を選ぶようにしましょう。
足に汗をかきやすい
靴のサイズが小さかったり、運動をしたあとなどは、とくに足に汗をかきやすくなり、これが足ムレの大きな原因になるんです。
また、こういったことに関係なく大量の汗をかく「多汗症」という症状の人もいて、この場合は医師に相談してみましょう。
靴の中が濡れている
雨で靴が濡れたままになっていたり、靴の中の湿気が乾いていなかったりすると、これも足が蒸れてしまう原因になります。
とくに梅雨の時期などは、雨も多くて湿気が多い日が続くので、一晩では靴の中まで乾かないこともあるから、履かないときは「乾燥剤」などを使うようにするといいです。
素足で靴を履いている
オシャレのため「素足」で靴を履くときもありますが、汗を吸収してくれる靴下を履いていないので、これも足ムレの原因になります。
しかも、素足で靴を履いていると「足の角質」が剥がれやすいので、足から嫌なニオイを出しやすくなってしまうんです。
通気性が悪い靴を履く
冬にブーツを履くと「寒いのに足は蒸れる」っていう状態になるのと同じで、革靴など「通気性が悪い」ものを履いていると、足はムレやすくなります。
ゴム製、合皮、ハイヒールなどは、通気性が良くない素材ですから、気をつけておきましょう。
足ムレ対策をして嫌なニオイを回避
それでは「足ムレ対策」についても、ここからお伝えしていきたいと思います。
基本的には、次の5つを気しておくといいでしょう。
・通気性に優れた靴を履く
・吸水性が良い靴下を履く
・足裏用の制汗剤を使う
・インソールを毎日交換する
・靴や靴箱の中を乾燥させる
先ほども触れましたが、なるべく通気性のよい素材(本革や布製)の靴を履くようにすると良くて、もちろん「靴下」も履くようにしましょう。
ちなみに、5本指の靴下だと、指の間の汗もしっかり吸収してくれるので、意外と足が蒸れにくいのでおすすめです。
ストッキングなどを履いている場合は、なかなか汗を吸収してくれないので、市販されている「足裏用の制汗剤」を使ってみてください。
なるべく湿気を避ける
履いている靴自体も湿気から守るようにしておくことも、足ムレ予防には大切なことです。
靴を履いていないときは「乾燥剤」を入れておくとか、靴箱を使っているなら「週1回は換気」ということもしてください。
また、インソールを使っているなら、できれば「毎日」インソールを交換できるといいでしょう。
足を清潔にして水虫を予防
ここまで紹介してきたように、足ムレ対策をしたり予防をしたりすることは大切です。
もしも、足が蒸れたままでいると足のニオイだけじゃなく、雑菌がどんどん繁殖して「水虫」になったり「爪白癬(爪水虫)」になってしまうから。
・爪白癬(爪水虫)
・巻き爪
こういったトラブルが起きてしまうと、簡単には治らなくなるので日頃から「足を清潔にしておく」ことがとても重要です。
なので、家に帰ったら、すぐ「足を洗う」クセをつけておきましょう!
もしも、足の爪のことが気になるようでしたら、当治療院では「LINE無料相談」もやっていますので、お気軽にご連絡ください。