「ハイヒール」と「パンプス」ってよく耳にするんですけど、これって結局「何が違うのか」よく分からないっていう人も多いのではないでしょうか。
実際うちのスタッフに聞いてみたところ、その違いを「バシッ」と答えられるスタッフはいませんでした(惜しいスタッフはいましたが)。
ということで、まずは「ヒールとパンプスの違い」について説明していきたいと思います。
ヒールとパンプスの違いは「種類」と「形状」
そもそも、ハイヒールとパンプスの違いって、靴の種類の違いではありません。
ヒールっていうのは「靴のかかと」の部分であって、靴の種類のことではないんです。
いわゆる「ハイヒール」と呼ばれるものは「履き物のかかとが高いこと」なので、サンダルであろうがブーツであろうが、かかとの高さが「7cm」くらいのものはハイヒールと呼びます。
・ヒールとは「かかと」のこと
・ハイヒールとは「かかとが高い」こと
・かかとが高い履き物は「ハイヒール」となる
パンプスとは「靴の形状」のこと
では「パンプス」とは何かというと、足の甲の部分が開いていて「つま先」や「かかと」が覆われている履き物のことです。
もちろん、かかとの高さは関係なくて、かかとが「低い」ものもあれば、かかとが「高い」ものもあります。
・パンプスとは「靴の形状」のこと
・ヒールの高さは関係ない
・靴紐や留め金がない
つまり、ヒールとは「靴の部位」のことをいい、パンプスとは「靴の形」をいうので、ヒールとパンプスは「違いを比べるものではない」ということになります。
さらにいうなら、パンプスの形状とヒールの高さは「自分に合ったもの」を選ぶようにするとよくて、つま先の形状には注意してください。
パンプスは自分に合ったものを選べ!
パンプスを選ぶときは「自分の足指の形」に合うように、パンプスの「つま先の形状」を気にするといいです。
この形を無視してパンプス選びをしてしまうと、後々「つま先のトラブル」を起こしやすいので、ぜひ注意してくださいね。
それでは、まず靴下を脱いで自分の「つま先」を見てください。
・親指が長い
・人差し指が長い
・親指と人差し指は同じ長さ
ヒトのつま先は、たいてい「この3タイプ」に分かれるので、しっかりと自分の「つま先」をチェックしてみましょう。
指の長さにパンプスの形状を合わせる
チェックをしたら、親指が長いひとは「つま先の形状がゆるやかなカーブ」を描いたもの、人差し指が長いひとは「つま先が長い形状」のパンプスを選んでみてください。
また、親指と人差し指が長い人も「つま先の形状がゆるいカーブ」のパンプスを、ぜひ履いてみてください。
パンプス選びについては「営業女子なら必見!一日中歩き回るのに最適なパンプス選び【7つのポイント】」で、もっと詳しく解説しています。
ヒールやパンプス選びを間違えると・・・
もしも、自分の「つま先の形に合っていない」形状のパンプスを選んでしまったり、ヒールが高すぎるものを履いてしまうと、足のトラブルなどを引き起こしてしまいます。
・巻き爪
・外反母趾
・靴擦れ
これらは代表的なものなんですが、そのほかにも「腰痛」や「膝痛」の原因にもなってしまうので、しっかり気をつけておきましょう。
とくに、ハイヒールで歩くときはコツがあって、小股で歩くとか、内股にならないとか、かかとから着かないとか、独特のポイントがいくつかあります。
「それ危険!ヒールの歩き方が悪くて「カツカツ」音がするのは黄色信号!」の中で詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
すでに「つま先に違和感」を感じているなら
つま先に違和感があるなと思ったら、ヒールやパンプスを履くことはやめてください。
どうしても履きたいというときは、ゆっくり歩いたり、短時間だけ履くようにしましょう。
・爪が変形してきた
・爪が変色してきた
・親指に違和感がある
こういったことは「巻き爪」とか「外反母趾」になるかもしれない初期症状なので、日頃から「つま先を観察」しておきましょう。
なお、当治療院でも「LINE無料相談」を行ってますので、遠慮なくご相談ください。