爪の周りが腫れてきて、膿みが出るようになったんだけど、これって「自然に治っていくのかな?」
こうやって放置していて、後になって後悔する人って、意外に多いんですよ。
結論から言うと、膿みが出るような状態なら、絶対に「放置してはダメ」ですから、しっかり対処していきましょう。
指が腫れていたら、それは炎症を起こしている状態なので、原因を取り除かないと膿みが溜まっていきます。
もちろん「巻き爪の治療」が最重要です!
巻き爪から膿みが出るのは細菌感染してるから
爪が皮膚に食い込んで傷をつけ、その傷口から細菌に感染してしまうと、足の指が腫れたり、膿が出るようになってしまいます。
いわゆる「巻き爪(爪の両端が内側へ巻き込んでいる状態)」と「陥入爪(変形した爪が皮膚に食い込んだ状態)」は、合併して起こることが多いです。
そして、巻き爪になっている状態の爪を「切りすぎる」と、陥入爪になっていくケースが多いので、爪の切り方には注意しましょう。
正しい爪の切り方について「足の爪の切り方|巻き爪はこうやって予防しろ!」でお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。
巻き爪が原因で、細菌感染してしまう経緯とその対処法について「巻き爪で指が腫れるのは「爪の切りすぎ」が原因!だから深爪は厳禁です」で解説しています。
巻き爪の膿みを放置しておくと・・・
皮膚から膿みが出ているというのは、決して良いことではありません。
一時的には、腫れや痛みが治まることもありますが、傷口が治っていなかったり、不潔な状態が残っていれば、すぐに細菌感染を引き起こして再発するからです。
▼巻き爪を放置すると最悪のケース・・・
- ①巻き爪を放置
- ②皮膚に傷がつく
- ③傷口から細菌感染
- ④指が腫れて膿む
- ⑤膿みが溜まっていく
- ⑥骨髄炎を引き起こす
- ⑦骨が溶ける(骨融解)
実際にこういった経緯をたどるケースもあり、糖尿病などの基礎疾患があると「傷口が治りにくい」ので、最悪は切断ということもあり得ます。
とにかく、一度でも膿んできたら「放置は厳禁!」です。
巻き爪で膿んだら早急に対処を!
爪が食い込みはじめると、多くの人は「深爪」をして、皮膚への圧迫を取り除こうとしますが、じつはこれが「悪循環の出発点」になってしまうんです。
膿みが出るということは、細菌感染している証拠ですから、セルフケアでどうにかなるレベルではありませんし、一気に悪化していくリスクもあります。
爪の周りの皮膚が腫れて、痛みを伴うようであれば、すぐに医療機関を受診してください。
間違っても・・・
・自分で薬を塗って治そう
・痛くないから放置する
こんなこと、絶対にしてはダメですよ!
膿みが出る根本的な原因「巻き爪」を放置するな
そもそも、細菌感染による炎症が治まって、傷口がキレイになったとしても、根本的な原因である「巻き爪が治っていない」と、すぐに再発するのが難点です。
逆に言えば・・・
巻き爪の治療もしっかりしていけば、再発することもないですし、痛みや違和感からも解放され、日常生活も過ごしやすくなります。
手術をしないで巻き爪を治していく治療法も、いくつかありますので、巻き爪で悩んでいるのでしたら、ぜひ専門家に相談してください。
あなたの爪の状態をみて、それに合わせた治療をしていきますので、お気軽にご連絡ください!