外反母趾だと思ってたら、巻き爪も併発していると言われた・・・
でも痛くないから「放っておけば自然に治るんじゃ?」と思っていたら、大間違い!
巻き爪を放置しておくと、とんでもないことになるから、爪に異変を感じたときに「手を打っておく」ことが非常に大切です。
何もせず放置しておくと、最悪のケース・・・
巻き爪を放置していると、最悪「切断」というケースも
巻き爪というのは、放置していても治らないケースがほとんどで、最悪の場合は「指を切断」なんてことにもなります。
最初は「痛みを感じない」ので、放っておく人も多いんですが、そうすると徐々に悪化していくことに。
▼巻き爪を「放置」しておくと・・・
- 皮膚に傷がつく(炎症)
- 傷から菌が入って膿みが出る(化膿)
- しこりができる(肉芽)
- 骨に菌が入る(骨髄炎)
このような流れで、巻き爪は悪化していくので、とくに注意が必要ですね。
放っておけば治るってことはないので、きちんと対策をしましょう。
皮膚に傷がつく(炎症)
巻き爪を放置していると、爪の両端がどんどん皮膚に「食い込んで」いく状態になり、そこから色々なトラブルに発展していくんです。
皮膚に爪が食い込んでいくと、皮膚が赤くなってきたり、皮膚に傷がついたりして、炎症を起こして痛みが出るようになってきます。
反対に「爪を切り過ぎ」てしまっても、深爪になって皮膚が巻きついてくるので、こちらにも注意しましょう。
傷から菌が入って膿みが出る(化膿)
皮膚に傷がついた状態を放置しておくと、その傷口から菌が入ってしまい、いわゆる「細菌感染」を引き起こします。
菌に感染すると、爪の周囲が腫れてきたり、傷口から膿みが出てくるので、自然治癒することはほとんど期待できません。
このように、爪の周りの皮膚が化膿してきたら、すぐに医療機関を受診しましょう!
しこりができる(肉芽)
細菌感染をして炎症が続くと、ときに「肉芽(にくげ)」とか「しこり」ができてしまいます。
出血しやすい肉芽になることもあるので、とくに注意が必要です。
さらに肉芽(にくげ)自体が、靴下とか履き物と擦れてしまい、出血などによって症状が悪化してしまう危険だってあります。
骨に菌が入る(骨髄炎)
さらに放置しておくと、皮膚だけでなく「骨」にまで菌が入ってしまい、炎症(骨髄炎)を引き起こすこします。
そうなると、骨が溶けてしまうこともあるので、大変危険な状態になり兼ねません。
とくに「基礎疾患」を持っていると、傷が治りにくくなって、最悪のケース「指の切断」ということも起こりえますから、非常に怖いですね。
爪に異常を見つけたら「即」専門家に相談しましょう!
今回紹介してきたように、巻き爪を「放置」していても、自然治癒することはありません。
むしろ、放っておくことで、どんどん悪化していくケースが大部分ですから、気をつけましょう!
・爪がデコボコ
・深爪をし過ぎた
・変な匂いがする
・爪が変色している
・爪が曲がっている
このような状態は、巻き爪になる一歩手前・・・だと思ってください。
でも、この段階で手を打っておけば、きれいに治っていくケースがほとんどなんですよ。
少しでも「爪に異変」を感じたら、すぐご相談ください!