- 普通に爪切りしたら痛みが出て歩けない
- 巻き爪に良いと言われる切り方を実践しても一向に良くならない
このような症状でお困りではありませんか?
巻き爪患者の多くが悩む、爪の切り方。
巻いている爪を切るのが難しいだけでなく、残念ながら、爪の切り方が原因で巻き爪になったり、巻き爪が悪化してしまったりする場合があります。
巷では良しとされていても、実は巻き爪にとっては良くない切り方があるのも事実。
そこで、この記事では、巻き爪にとって良くない爪の切り方ワースト3を紹介しています。
先にランキングをお伝えすると、
第1位:スクエアカット
第2位:セルフカット
第3位:やすりがけをしない
です。
ひとつでも当てはまっていたら、ぜひこの記事を最後まで読んで、正しい巻き爪の切り方をマスターしてくださいね!
巻き爪のダメな切り方ワースト3
巻き爪にとって良くない爪の切り方のワースト3を挙げると、以下の3つです。
第1位:スクエアカット
第2位:セルフカット
第3位:やすりがけをしない
え!それ、やってる…
巻き爪は普通の爪と違い、内側に爪が巻き込んでいますから、普通の爪と同じように切っていては良くありません。
そのため、巷では良しとされている爪の切り方が、巻き爪にとっては良くないことも往々にしてあるのです。
「普通の爪と巻き爪は違う」と知らずに、良いと思って長年間違った爪切り方法を実践していた…という事例も、しばしば。
特に上記3つの方法は、巻き爪患者がやりがちな爪の切り方です。
それでは第1位から順番に、それぞれの切り方が巻き爪にとってどう良くないのか見ていきましょう。
第1位:スクエアカット
「巻き爪の人はスクエアカットにするべき!」と聞いたことがあるかもしれませんが、実はこれは大きな間違い。
巻き爪ではない通常の爪であればスクエアカットはおすすめの切り方なのですが、すでに巻き爪の場合は、スクエアカットは逆効果なのです。
なぜなら、一直線に切った爪の両端部分が内側に巻き込み、巻き爪が悪化してしまうから。
爪の両端が別の指に当たって痛みが出る場合もあります。
しかし、【巻き爪=スクエアカット】の図式があまりにも浸透しているため、「巻き爪にはスクエアカットが良いんだ!」と信じて疑わず、結果として痛みが出てしまう巻き爪患者が非常に多いのです。
第2位:セルフカット
「自分の爪を自分で切るのは当たり前」と思うかもしれませんが、巻き爪の場合はセルフカットはなるべく避けた方が良いでしょう。
自分で自分の足の爪を切ろうとすると、刃の向きが変わってしまうため、逆手で切ることになります。
巻き爪はただでさえ湾曲していて切りにくいのに、逆手の状態では、なおさら上手く切れませんよね。
また、巻いている爪を中まで切ろうとして失敗し、上手くいかずにほじくってしまうのもNG。
巻き爪が悪化してしまう可能性があるため、絶対に止めましょう。
第3位:やすりがけをしない
爪を切った後にやすりがけをせず、放置してしまうのも良くありません。
爪切り直後の爪は、断面がガタつき、尖った状態になっています。
爪を切った後、やすりがけをしないまま放置してしまうと、断面からささくれが発生するのです。
「たかがささくれ」と思うかもしれませんが、このささくれが意外と厄介。
靴下に引っかかって爪の端が裂けてしまったり、ささくれが巻き込んで痛みが出てしまったりと、様々な影響を及ぼしかねません。
巻き爪は爪全体が内側に巻いていくものと思いがちですが、切った爪の断面から出た小さなささくれが巻いていくこともあるので要注意です。
巻き爪の切り方が間違っていた時にやるべき3つのこと
巻き爪の切り方が間違っていた時にやるべきことは、以下の3つです。
- スクエアオフカットを実践する
- 爪を切ってくれる人を探す
- やすりがけを習慣付ける
間違った巻き爪の切り方を継続していると、巻き爪が徐々に悪化してしまいます。
しかし、「今まで間違った切り方をしていたから、もう手遅れ!」ということではありません。
今日から間違いを正していきましょう!
スクエアオフカットを実践しよう
巻き爪の場合はスクエアカットではなく、爪の両端を切り落としたスクエアオフカットが最適です。
スクエアカットのままでは、爪の両端が巻き込んでしまうほか、別の指に当たって痛みが出てしまいます。
爪の両端はしっかりと切り落としましょう。
スクエアオフカットの手順は、以下のとおりです。
- ニッパーで爪の両端を斜めに切り落とす
- 中央部分の爪を切る
- やすりをかける
ポイントは、一般的な爪切りではなく、ニッパーを使うこと。
ニッパーなら、爪切りでは刃が入りにくい奥までしっかりと刃が届くので、比較的簡単に爪の両端を切り落とせます。
ニッパーを使うのに抵抗がある場合は、以下の方法もおすすめです。
- 爪切りで爪をスクエアカットする
- ニッパーで爪の両端を切り落とす
- やすりをかける
先に爪切りで大まかに爪を切ってしまうことで、ニッパーでの作業を最小限に抑えられます。
まずはこの方法でニッパーの使い方に慣れ、段階的に爪切りを使用しないスクエアオフカットを試してみましょう。
おすすめのニッパーや、ニッパーの詳しい使い方については、こちらの記事で図解しています。
ニッパーでの初爪切り前にチェックしておくと、安心して臨めますよ!
爪を切ってくれる人を探そう
巻き爪は自分で切らず、第三者に切ってもらうのがベストです。
足の爪を自分で切ろうとすると、刃の向きが変わるため、どうしても逆手になってしまいます。
正常な刃の向きで爪が切れるように、爪を切ってくれる人を探してみましょう。
家族など、周りの人に切ってもらってもいいのですが、巻き爪の専門医や専門機関にお世話になるのがおすすめです。
巻き爪は、人それぞれ爪の巻き方や足の状態が異なります。
プロにお任せし、自分の巻き爪に合った切り方で切ってもらうと良いですね。
やすりがけを習慣付けよう
爪切り後のやすりがけは必須です。
刃を入れた部分は必ずやすりをかけるよう習慣付けましょう。
やすりがけのポイントは、
- やさしく
- 軽く
- 細かく
動かすこと。
力任せに大きくやすりを動かすのではなく、爪の断面が平たい面になるよう意識して、繊細に動かしましょう。
プラモデル用の細いやすりを使うと、細部までやすりがかけやすいのでおすすめです!
やすりが使いこなせるようになると、頻繁に爪を切らなくても、やすりだけで爪切りをカバーできるようになります。
- ニッパーを使うのが怖い
- 不器用で上手く爪が切れない
といった場合は、週1回のやすりがけを習慣付けると良いですね。
巻き爪の爪切りに苦手意識があるなら、ぜひ正しいやすりがけを身に付けて、実践してみてください!
巻き爪を正しく切って悪化を防ごう!
この記事では、巻き爪に良くない爪の切り方ワースト3と、間違った切り方に気付いた時の対処法を紹介してきました。
巻き爪に良くない切り方ワースト3は、以下のとおりです。
第1位:スクエアカット
第2位:セルフカット
第3位:やすりがけをしない
間違った切り方をしていた場合は、
- スクエアオフカットを実践する
- 爪を切ってくれる人を探す
- やすりがけを習慣付ける
以上3つを今すぐ実践してくださいね!
大阪巻き爪フットケア専門院では、巻き爪のワイヤー治療だけでなく、爪切りにも対応しています。
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