マニキュアを塗ることで「巻き爪」になってしまうことはありませんが、マニキュアを塗ることで、少なからず爪に与える影響はあります。
マニキュア自体は悪いものではないんですが、ケアの仕方や塗り方によって、爪へのダメージが変わってくるので注意が必要です。
爪はとても乾燥に弱いので、皮膚と一緒で「保湿」を常に心掛けるといいですよ!
マニキュアは爪にとって悪影響なのか?
そもそも、爪というのは「ケラチン」というタンパク質でできており、これは皮膚と同じです。
爪は伸びていく際に、空気に触れることによって、硬くなりながら伸びていくんですが、爪自体は皮膚のように呼吸をすることはありません。
つまり、爪の表面からは常に水分が「蒸発」しているんです。
ということは、マニキュアは良くないの???
実はそんなことはなくて、マニキュアを塗っても「爪の水分」が蒸発することは妨げられませんから、マニキュアを塗ること自体は問題ありません。
逆に問題になるのは「除光液」を使うときです。
除光液を頻繁に使うことで、爪表面にある「水分」や「油分」を奪ってしまうことに、悪影響を与える原因があります。
ただでさえ、爪は水分を蒸発しているので、さらに水分や油分がなくなっていくことで、爪にダメージが起こりやすくなります。
肝心なのは「保湿」をすること
マニキュアを落とすために除光液を使ったら、そのあと必ず「爪を水洗い」しましょう。
水洗いをして水気を拭き取ったら、爪とその周りに「保湿剤」を塗っておくといいですよ!
マニキュアをする派、しない派、に関わらず、爪にとって乾燥は一番の大敵です。ネイルオイル(キューティクルオイル)を塗って、乾燥やダメージから爪を守りましょう。
▼ネイルオイルの特徴
- 指先や爪の保湿
- 爪そのものを健康にする
- ネイルを長持ちさせる
- 毎日塗ることが大切
- ネイルオイル→ハンドクリームの順で
ネイルオイルを塗るタイミングは、手洗い後、お風呂上がり、ネイルを落とした後など、自分のタイミングで大丈夫です。
乾燥が気になったら、その都度塗るようにしておくといいですよ。
巻き爪になるリスクも・・・
マニキュアが原因で「巻き爪」になることはありませんが、二次的な問題によって爪にダメージを与えることがあります。
【巻き爪に至るまで】
マニキュアを塗ったまま放置
↓
爪の色が変色
↓
除光液を大量に使って擦る
↓
爪がどんどん乾燥する
↓
爪が萎縮して内側に巻き始める
マニキュアをするときの注意点
除光液には「脱脂」「脱水」といった乾燥作用があるので、使い方には注意しておきましょう。
また、マニキュアを塗るときも、以下の順で塗るのがオススメです。
①下地としてベースコートを塗る
②マニキュアを塗る
③トップコートを塗る
爪に異変を感じたら
日頃から爪を観察しておくことが大切なんですが、変色や変形など、少しでも「おかしいな?」と感じたら、専門家に相談するといいです。
とくに、爪には「乾燥」が天敵ですから、保湿には十分気を使いましょう。
もしも、爪が変だと感じたら、遠慮なくご連絡ください。適切なアドバイスをさせていただきます!