出産の忙しさで気がつかなかったけど、最近「なんか足の指先が痛い・・・」というママさんは、実はとても多いです。
妊娠中や産後にかけて、足の指先が痛くなる原因は色々あるんですが、ひょっとしたら「巻き爪」かもしれません。
もしくは「巻き爪の予備軍」といわれる状態で、ほかっておくと悪化していく可能性があるかもしれません。
ちなみに、産前産後には「巻き爪になってしまう要因」がいくつもあるので、それらを紹介しながら対策方法もお伝えしていきます。
産前産後で巻き爪になる原因
妊娠中や出産後に「巻き爪」になったり、元々あった「巻き爪が悪化」したりするケースは意外と多くて、早めに対処できるといいです。
巻き爪になる原因はいろいろあるんですが、その中でも代表的な原因は以下のものになります。
▼産前産後で巻き爪になる原因
- 爪への栄養が減る
- 指先が浮腫む(むくむ)
- 体重が増える
- 重心が前がかりになる
- 足の観察やケアを忘れる
妊娠中や出産後は、お腹にいる赤ちゃんや、生まれてきた赤ちゃんのことを優先して、自分自身のことは後回しになることがほとんどだと思います。
ただ、原因を知っておけば「それなりの対処」はできますので、できる範囲で試してみてくださいね。
爪の栄養が減る
妊娠中は赤ちゃんに栄養を与えるため、自分の爪にまで栄養が行き届かないことが増えてきます。
そうなると、爪の「栄養・水分」が不足しがちになり、爪に線が入ったり、爪が割れたり、爪のトラブルが起こりやすいです。
指先や爪に「クリーム」や「ネイルオイル」を塗って、なるべく保湿を心掛けるようにしましょう。
指先が浮腫む(むくむ)
妊娠中に手足が「むくみ」やすくなるのも、巻き爪になっていく原因です。
むくみがひどくなると、爪の周りを皮膚が覆うようになり、皮膚が爪を圧迫して変形させてしまうことがあります。
この時期は、つま先にゆとりがある靴を履くようにして、できるだけ指先の運動を行うようにするといいです。
体重が増える
妊娠中は一気に体重が増えるので、何をするにも「指先で踏ん張る」ことが増えますよね。
こうして、つま先にかかる体重が増えたり、つま先で踏ん張ることが増えると、その圧力は爪に伝わって変形していくようになります。
階段では手すりを使ったり、立ち座りをするときはモノに掴まるなど、なるべく体重を分散させながら動くといいです。
重心が前がかりになる
赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんを抱っこしながら動くことが多くなるので、妊娠中と同じで「体重が前掛かり」になりやすいです。
しかも妊娠中とは違って、お母さんの「両手はふさがっている」ことが多いので、何かに掴ま利ながら動くことが出来にくくなります。
なるべく抱っこひもを使うとか、旦那さんに抱っこをしてもらうとか、夫婦で協力することも大切です。
もちろん、出産後の体重管理にも気を配りましょう。
足の観察やケアを忘れる
妊娠中や出産後は、自分の体ではなく赤ちゃんが優先になりやすいので、妊娠前はしっかりやっていた「足の観察やケア」ができなくなることが多いです。
とくに妊娠中は、自分のつま先を見るのが大変なので、ついつい忘れてしまうこともあります。
お風呂に入るとき、寝る前など、自分のゆとりがある時間を見つけて、つま先の様子だけでも観察するクセをつけておきましょう。
オンライン相談を利用するのもOK
つま先に違和感を感じたり、痛みを感じたら、悪化する前に「専門家へ相談する」のが一番なんですが、妊娠中や出産後だとなかなか難しいですよね。
妊娠中は動くの大変だし、出産後は赤ちゃんも連れて動かなきゃいけないし、とても身軽に動ける状況じゃないと思います。
だからといって、つま先の違和感や痛みを後回しにしておくと、後々もっと大変な状況になってしまうケースも多いです。
もちろん、治すのに時間と費用が増えてしまいます。
そこで、当治療院では「LINE」による無料相談もやっていますので、忙しいママさんはぜひご活用ください。