久しぶりに長靴を履こうとしたら「ふくらはぎ」がキツくて大変だったとか、長靴で歩いたり農作業をしていたら「ふくらはぎ」が擦れて痛くなるっていうケース、結構あるんですよね。
そこで今回は、ふくらはぎがキツくて長靴が履きにくくなる原因と対処法、ふくらはぎが擦れて痛いときの対策などについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。
間違っても、ふくらはぎがキツイからといって「サイズが大きい」長靴にしてしまうと、かえって大変なことになるので気をつけましょう。
なぜ長靴を履いたとき「ふくらはぎ」がキツくなるのか
そもそも、長靴を履くときに「ふくらはぎ」がキツくなるのは、主に2つの理由があります。
・ふくらはぎが「むくんでいる」
・単に「太った」だけ
太っただけなら痩せるしか方法はないんですが、足の「むくみ」については色々と対策ができるので、後ほど対策方法をお伝えします。
では、なぜ足がむくんでしまうのかというと、下半身(とくに膝から下)の循環が弱くなっていたり、長時間にわたって同じ姿勢で座っていたり立っている、こういったことが原因です。
しかも、長靴をずっと履いていると徐々むくみが強くなってきて、知らない間に長靴の中で「ふくらぎが擦れていた」なんてこともあるので、やっぱり長時間にわたって長靴を履くときは注意しましょう。
・夕方になると足がむくみやすい
・座り続けていると足がむくみやすい
こういったことはよくあるので、朝は普通に履けていたのに「夕方になるとふくらはぎがキツイ」という人も多いです。
ですから、日頃から「むくみ予防」をしておきましょう。
長靴でふくらはぎがキツイときの対処法
それでは、長靴をはくときに「ふくらはぎ」がキツイときの対処方法について解説していきます。
▼ふくらはぎがキツイ・擦れるなら
- 弾性ストッキングを履く
- 足の運動やマッサージをする
- 靴擦れ防止テープを貼る
- ふくらはぎに余裕がある長靴を選ぶ
それでは、1つずつ見ていきましょう。
弾性ストッキングを履く
応急処置として対応するなら「着圧」があるストッキングやタイツを履くのがおすすめで、圧が強いものほど効果があります。
とくに医療用の弾性ストッキングは着圧も強いので、1足は持っておくと安心ですね(ネットや薬局で買えます)。
こういう着圧があるストッキングを履くときは「シワができないよう」に履くことがコツで、シワができてしまうと十分に効果を発揮できません。
足の運動やマッサージをする
この方法は即効性というより「根本的解決」を目指しているものです。
・足首の運動
・足の指運動
・マッサージ
日頃からこうしたケアをしておけば、他の対策をする必要もなくなっていくので、むくみに悩んでいる人はぜひケアをしていきましょう。
そして、マッサージをするときは、入浴中やお風呂あがりに行うと、より効果的です。
足の指運動をするときは「足指の運動が上手くできない!?タオルギャザーのコツは「開いて⇒握る」だけ!」を参考にしてもらえると、より効率よく運動ができますよ。
靴擦れ防止テープを貼る
ふくらはぎがキツイにも関わらず、無理に長靴を履いてしまったり、長時間にわたって長靴を履いていると「ふくらはぎが擦れて」痛くなったりすることがあります。
こういったときも、長めの靴下やストッキングを履いているといいんですが、それが無理なときは「靴擦れ防止シート」を長靴の中に貼っておくといいです(摩擦を減らす)。
ふくらはぎに余裕がある長靴を選ぶ
もしも、長靴の買い替えを予定しているのであれば、できるだけ「ふくらはぎ」にゆとりがある長靴を選びましょう。
こちらの「日本野鳥の会」のレインブーツは、見た目も機能もかなり評判が良いので、ぜひ長靴選びのときの参考にしてください。
その他にも、見た目もおしゃれな長靴も売っていますので、自分のふくらはぎのサイズに合ったタイプを選ぶといいですよ。
間違っても、ふくらはぎが楽だからといって「大きめサイズ」の長靴は買わないように!
サイズが大きい長靴にすると危険
ふくらはぎがキツイからといって「サイズが大きい」長靴にするのは、かなり危険なのでやめましょう。
もちろん、サイズが合っていないと長靴であろうと「靴擦れ」を起こしてしまいます。
もし靴擦れになったときは「長靴でも靴擦れは起こる!?レインブーツの靴擦れ対策はコレに限る!」を参考にして対策をしてみてください。
・巻き爪
・外反母趾
・関節痛
このように、サイズが合ってない長靴を履いていると、靴擦れ以外にもトラブルを起こしやすくなります。
しかも、これらの症状というのは靴擦れと違って「治るまでに時間がかかる」ものなので、安易に考えていると大変なことになりかねません。
いま足に痛みがあるなら・・・
すでに足に痛みがあるなら「インソール(中敷き)」などを使ったり、長靴を履いている時間を「なるべく短く」するなど工夫をしましょう。
また、早めに治療を始めることも大切なので、まずは専門家に相談してみるのもありです。
当治療院でも「LINE無料相談」を承っておりますので、遠慮なくご相談ください。