サンダルのサイズ選びって、パンプスとかスニーカーに比べると「基準がよくわからない」から、自分の足に合ったサンダルを選ぶのって、なかなか難しいと感じる人も多いです。
そもそも、サンダルの場合は「種類」とか「目的」によって、小さめがいいのか、大きめがいいのかが変わるものなので、一概に「ぴったりサイズがいい」とは言い切れません。
そこで今回は「サンダルのサイズ選び3つのポイント」を中心にお伝えしていきたいと思います。
サンダルのサイズ選び3つのポイント
サンダルのサイズ選びをするときは、以下の3つのポイントに注意しましょう。
▼サンダル選びのポイント
- つま先部分の長さ
- 横幅の広さ
- かかとの大きさ
サンダルのサイズ表記は、センチではなく「S/M/L」といったものも多く、メーカーによって大きさも微妙に違うので、実際に「履いてみてから自分に合ったサンダルを選ぶ」といいです。
つま先部分の長さ
一般的にサンダルは「つま先が露出している」ので、つま先のサイズ調整はとても大切です。
つま先のサイズが小さくて「サンダルから足の指先がはみ出てしまう」と、つま先を怪我しやすくなるので、サイズにゆとりのあるものを選びましょう。
また、つま先がはみ出た状態で歩いていると、指先を曲げて踏ん張ったりするため、いわゆる「ハンマートゥ」と呼ばれる症状になりやすい危険があります。
・怪我をしやすい
・ハンマートゥになる危険がある
サンダルのつま先サイズが小さいと、上記のようなリスクがあるので、つま先部分のサイズは「やや大きめ」のものを選ぶといいです。
とくに、ヒールが高いサンダルを履くと、体重が前がかりになって「つま先が前にでやすい」ので、特に注意してサイズ選びをしましょう。
つま先が前に出るときの対処法を「サンダルを履いて「指が前にはみ出る」原因と対処法」でも詳しく解説しているので、よければ参考にどうぞ。
横幅の広さ
「足の指」や「足の甲」の部分にベルトが着いているサンダルを選ぶときは、サンダルの「横幅の広さ」に注意してサイズ選びをしましょう。
横幅が狭いものを選んでしまうと、ベルトの部分が窮屈になって指が締めつけられるので、靴擦れになったり、親指や小指が痛くなることもあります。
無理をして窮屈なサンダルを履き続けていると、最悪の場合は「外反母趾」になってしまうこともあるので、サンダルの横幅にも注意しておくといいです。
・靴擦れ
・外反母趾
横幅の狭いサンダルを選んでしまうと、これらのリスクがあるので注意してください。
かかとの大きさ
サンダルの場合、つま先のサイズは大きめのものを選ぶのとは逆に「かかとのサイズは小さめ」のものを選ぶといいです。
かかとの後ろからサンダルの部分が見えていると、ちょっと「野暮ったく」見えてしまうので、見た目という点からも、少し小さめのサイズがおすすめです。
また、ヒールが高いサンダルを履くときは、かかとに余裕がないもののほうが「しっかり体重をかけられる」ので、安定して歩くことができます。
サンダルのサイズ選びを間違えると
一見、サンダルというのは「サイズにゆとり」があっても良さそうなんですが、じつは大き過ぎても、小さ過ぎても、足には悪影響だということが分かってもらえたと思います。
しかも、サンダルはメーカーによってサイズ感が異なるので、実際に「履いて確かめて」から選ぶようにするといいですよ。
夕方になると「足のむくみ」が強くなるので、夕方に試し履きをしたときにはピッタリだったとしても、翌朝に履くとブカブカだったりすることもあるので注意しましょう。
つま先と横幅のサイズには特に気をつけよう
サンダルのサイズ選びで特に重要なのは「つま先」と「横幅」の余裕で、このサイズが合っていないと、足先のトラブルを引き起こしやすいです。
サイズが合っていないサンダルを履いていると、以下のようなトラブルを引き起こしやすくなるので、足の指の観察はよくしておきましょう。
・外反母趾
・巻き爪
・靴擦れ
これらの対処法について「サンダルで歩くと親指が痛くなったら要注意!外反母趾とか巻き爪になるかも!?」でも触れているので、よければ参考にしてみてください。
サンダルを履いていて「つま先が痛い」とか「爪が変形してきた」など、気になることがあったら今すぐ専門家に相談するといいですよ。
当治療院では「LINE相談」も無料でやっていますので、遠慮なく連絡してください。