自宅でテレワークをしていると「すぐに眠くなる・・・」こんな風にいつも感じていませんか?
「夜もしっかり寝ているのに、おかしいな・・・」
そんなあなたに、今回は「テレワークで眠いと感じる原因と解決法」をお伝えしていきます。テレワークをしている人には、必読の内容ですよ!
実は、テレワークと眠気には「二酸化炭素」が関係していたんです。
テレワークで眠い原因は「二酸化炭素」
テレワークをするようになると、出勤のために朝早起きする必要もなくなり、睡眠時間もたっぷりなはずなのに、なぜか・・・
・仕事をしていると眠い
・ひどいと頭が痛くなる
こんな風に感じることがあったら、その原因は「二酸化炭素の充満」かもしれません。
二酸化炭素の濃度は「ppm」という単位で表されるんですが、部屋の中の二酸化炭素の濃度が「1,000ppm」を超えると、眠気が一気に襲ってきます。
つまり、空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、人って眠気を感じるようになるんです。
これが「テレワーク中に眠いと感じる」原因!
6~8畳くらいの部屋なら、完全に閉め切った状態で「1~2時間」もすれば、二酸化炭素の濃度は1,000ppmに達します。
さらに、二酸化炭素の濃度が上昇していくと・・・
・息苦しさ
・頭痛
こういった症状を引き起こすようになり、仕事も手につかなくなってしまいます。
テレワークで眠いと感じたときの対処法
テレワークで眠いと感じたとき、その対処法や予防法が「3つ」あります。
▼眠いと感じたら
- 換気をする
- 深呼吸をする
- 散歩に出かける
換気をする
とにかく、小まめに部屋の「換気」をしましょう。
部屋を閉め切った状態なら、1時間もすれば二酸化炭素はかなり充満してきます。
最低でも「1時間に1回」は、窓を開けて換気をするようにしてください!
1回の換気は「5~10分」で大丈夫。
空気が流れるように、換気するのがポイントです。
深呼吸をする
テレワークをしていると、長時間のデスクワークになりがちです。
前かがみの姿勢のまま、椅子に座っている時間が長くなると、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅いと、体内の「ガス交換(酸素を吸って二酸化炭素を吐く)」が減るので、血液の中に二酸化炭素が溜まりやすくなります。
15分に1回くらいは、椅子から立って大きく「深呼吸」をしましょう!
①背筋を伸ばして立つ
②斜め上を向く
③両手を広げながら息を吸う(鼻から)
④ゆっくり息を吐く(口から)
⑤肩を2~3回まわす
たった2~3回の深呼吸でも、気分はリセットされて集中力も復活しますよ。
散歩に出かける
テレワークをしていると、必ずといっていいくらい「運動不足」になります。
運動不足になると、体の不調はもちろんですが、仕事へも悪影響が出てしまうので要注意です。
部屋の中で運動をすることも大切ですが、天気が良い日は屋外に出て運動をしましょう。
午前と午後に1回ずつ、15~30分くらい「ウォーキング」をするといいですよ!
気分転換にもなりますから、ぜひ外に出るようにしてくださいね。
運動不足のリスクについては「テレワークは運動不足の温床!仕事を失う危険があるかも!?」を参考にしてください。
テレワークで眠さ、腰痛や肩こりを感じたら
テレワークをしていると、眠気以外にも「腰痛」や「肩こり」になりやすいです。
長時間にわたって同じ姿勢で、黙々と作業をしているので、腰や肩に負担がかかります。
1時間以上同じ姿勢にならないように、椅子から立って適度にストレッチなどをしましょう!
すでに、腰痛や肩こりに悩んでいるようでしたら、すぐに専門家へ相談してください。
生活習慣や症状に合わせて、治療をさせていただきます。