夏の暑さが過ぎ去っていくと、気持ちよくスポーツとか運動ができるシーズンになりますね。
でも、急に運動を始めたり、久しぶりに運動をしたとき、足の指とか爪が痛くなった経験ありませんか?
じつはこれ、足の「巻き爪」とか「外反母趾」に進行していくケースがあるので、注意しておく必要があるんですよ。
・長時間
・瞬発的
こういった運動、とくに「走る」ことが多いスポーツでは、巻き爪になるリスクがあるので、日頃から気をつけておきましょう。
そこで今回は、巻き爪になりやすいスポーツとその原因、対策法などをお伝えしていきます。
巻き爪になりやすいスポーツ(競技)
一概に、スポーツ全般で「巻き爪」になるリスクが高いというわけではなく、競技や運動の種類によって異なります。
とくに「走る」「止まる」が多いスポーツでは、つま先に大きな負担が繰り返しかかるので、巻き爪になりやすいです。
▼巻き爪になりやすいスポーツ・運動
- ランニング
- ウォーキング(長距離)
- 陸上競技
- サッカー
- テニス
- バレーボール
- バスケットボール
こういった競技や運動は、巻き爪とか外反母趾になりやすい代表例です。
長時間にわたって動き続けたり、急激に走ったり止まったりを繰り返す運動は、つま先へ過剰な負担がかかります。
運動が巻き爪を引き起こす原因と対策
それでは、スポーツや運動をしても「巻き爪にならない方法」はあるのでしょうか?
まず、運動によって巻き爪が起こりやすい原因が、2つあります。
▼スポーツで巻き爪になりやすい原因
- シューズが合っていない
- フォームが良くない(つま先への過剰な負荷)
シューズが合っていない
そもそも、履いているシューズが自分の足に合っていなければ、つま先や爪への悪影響は避けられません。
とくに、激しく動くスポーツでは、シューズ選びはかなり重要ポイントです。
「つま先」や「かかと」に余裕があることはもちろん、足首が動かしやすいかもチェックしておきましょう。
そして、シューズの紐をしっかり結んで、靴の中で足が遊ばないようにすることが大切です。
フォームが良くない(つま先への過剰な負荷)
普段から重心が前がかりになっていると、走ったり止まったりするときに、つま先への負担がかなり大きくなります。
歩くときから、常に「正しいフォーム」を意識しておきましょう!
ポイントは、内くるぶしから床に向かって、まっすぐ体重をかけることです。
つま先重心、かかと重心になっていると、様々な故障の原因にもなるので注意しましょう。
また、足のアーチが弱くなっていても、姿勢が悪くなったり、フォームが崩れやすくなります。
シューズの中に「アーチサポート付きのインソール」を入れておくと、スムーズに動けて疲れにくくなるので、おすすめです。
また、爪が黒くなることもあるんですが、巻き爪になる一歩手前かもしれないので気をつけましょう。
詳しくは「親指の爪が痛い!ランニングで爪が黒くなった原因を解説します」でお伝えしています。
道具選びや体の使い方がとても重要
このように、スポーツや運動をするときは、普段の生活以上に「道具選び」と「フォーム」が大切になります。
・つま先が痛くなる→膝や痛くなる
・膝が痛くなる→つま先が痛くなる
1つの場所が痛くなると、それをかばううちに「別の場所が痛くなる」というのは、よく起こりがちです。
スポーツや運動によるつま先への衝撃は、普段の生活の何倍にもなりますから、すぐに巻き爪などのトラブルへと発展するので注意しておきましょう。
運動をしていて、つま先に異変を感じたら、遠慮なくご連絡ください!