サンダルをよく履く季節になってくると、やっぱり困るのが「サンダルの汚れ」ではないでしょうか(なんだかんだで、サンダルってすぐに汚れる)。
しかも、サンダルって素足で履くことが多いから、すぐに汚れてしまうし、さらに臭いも気になるし、いつも清潔にしておけたら理想的ですよね。
そこで今回は、サンダルの汚れ対策や、臭い対策として、素材別の「サンダルの洗い方」についてお伝えしていきます。
素材別にサンダルの洗い方を変える
靴と同じでサンダルにも色々な素材のものがあるので、その「使われている素材」によってサンダルの洗い方を変えていきましょう(水洗いできるか、できないか)。
では、まずサンダルを洗うときに使う道具(以下参照)を用意しておきます。
・タオル(できれば給水性のよいもの)
・洗剤(衣類用の中性洗剤、重曹、ボディーソープなど)
・ブラシ(やわらかいもの、歯ブラシでもOK)
そして、サンダルの素材には「水洗いできるもの」と「水洗いしない方がいいもの」があって、これによって洗う手順が変わってくるので、ぜひ覚えておきましょう。
▼素材別サンダルの洗い方
- 水洗いできる(ラバー、布)
- 水洗いできない(皮、スウェード、ヌバック)
それでは、それぞれの「素材別」に、サンダルの洗い方を紹介していきます。
「水洗いできる」サンダルの洗い方
ラバー素材や布製のサンダルは「水洗いができる」ので、基本的に以下の手順で洗ってOKです。
1.シャワーなどで、大きな汚れを洗い流す
2.ぬるま湯に洗剤を溶かして、つけ置きする
3.ブラシやタオルを使って、汚れをこすり落とす
4.水でよくすすいでから、風通しの良い日陰で干す
【ラバー素材のサンダル】
「テバ(teva)」などのラバー製サンダルは、基本的には「水洗いOK」なので、サンダルの汚れが気になり始めたら、ザッと水で洗い流しましょう。
なお、子供用のサンダルやビーチサンダルなどは、ポリウレタンやラバー素材を使っているものがほとんどで、防水性にも優れているから「ゴシゴシ」水洗いしても大丈夫です。
洗い終わったら、日陰に干してしっかりと乾かしてください。
【布製のサンダル】
布製のサンダルは装飾が付いていることが多いので、その装飾を痛めないためにも、まずは水洗いする前に、汚れやほこりを「ブラッシング」しておくといいです。
このとき、歯ブラシを使ってブラッシングをすると、隅々までキレイにできるのでオススメ。
「石鹸」や「ボディーソープ」は、皮脂汚れを分解する力が強くて「頑固な黒ずみ」などもしっかり落とせるから、中性洗剤の代わりに使ってもOKです。
「水洗いできない」サンダルの洗い方
革製、スウェード、ヌバックといった素材のサンダルは「水洗い不可」なので、基本的には以下のような手順で洗うといいです。
1.固く絞ったタオルで拭く
2.洗剤をつけて汚れを落とす(専用クリーナーでもOK)
3.タオルで汚れや泡を拭きとる
4.風通しの良い日陰に干す
【革製のサンダル】
レインボーサンダルなどの革製サンダルは、もちろん「水洗いは厳禁」ですし、なるべくなら洗剤も使わない方がよくて、革靴専用のクリーナーを使うと汚れが落ちやすいです。
タオルで拭くときは水をしっかり絞っておき、強く擦らないように注意しましょう。
【スウェード製のサンダル】
スウェード素材(皮の裏側)を使ったサンダルも、革製と同様に水洗いはできません。
まずは「ブラッシング」をして全体の汚れを落としてから、硬く絞ったタオルを使って少しずつ洗っていきましょう。
【ヌバック製のサンダル】
皮の表面を使ったヌバック素材のサンダルとして代表的なものが、おなじみの「ビルケンシュトック」で、専用のお手入れグッズも数多く販売されています。
こちらも「水洗いは不可」なので、タオルで濡らしながら専用クリーナーなどで汚れを洗っていくと良いです。
ちなみに、ビルケンシュトックの洗い方いついては、BENEXYさんの「 気になるサンダル表面「ライナー」の黒ずみを自分でキレイに!」がとても参考になります。
汚いサンダルは水虫や細菌感染のリスク大
そもそも、サンダルは素足で履くことがほとんどなので、靴擦れを起こしたり、足を怪我しやすいのもありますし、その傷口から雑菌に感染するなんていうことも・・・。
ですから、サンダルの汚れというのは見た目の不清潔感だけではなく、雑菌や細菌に感染したり、水虫になったりと、自分の足にとってもリスクは大きいです。
・汚れたサンダルを履いている
↓
・サンダルで靴擦れや怪我をする
↓
・傷口から細菌に感染する
しかも「外反母趾」や「巻き爪」になっていると、すぐに傷ができてしまったり、感染しやすくなるので、サンダルを履くときは注意してください。
ということで、普段からサンダルは清潔にしておきましょう。
サンダルの嫌な臭いが気になるときは、こちらの「サンダルが臭いのはなぜ?いやな臭いを消す方法と不潔の危険性」を参考にして対策するといいですよ。