あれ?おかしいな??
去年はちゃんと入ってたのになあ〜
こうなったら強硬手段ね♪
「おんどりゃー」
「入らんかいっ」
や、やばい!
ふくらはぎが入らなくて、ロングブーツが履けない・・・(チーン)
今からデートなのに、なんでこんなことになるのよー
ねえ先生、どうにかして!
足を細く見せたいからって、無理して小さいサイズはダメ!
そもそも、ふくらはぎに余裕がない サイズを買ったのが間違いなんです。
少しでも足を細く見せたい気持ちは分かりますが、あまりにピッタリしたものはオススメできません。
かえって、足を太くしてしまう原因にもなるからです。
ブーツを履いて歩いていると、時間とともに足はむくんできます。
(これは、生理現象です)
そんなときに、ふくらはぎがピッタリしたブーツを履いていると・・・
足がどんどん圧迫されていきます。
▼ふくらはぎが圧迫され続けると
- 筋肉が疲れる
- 血管が圧迫される
- 血流が悪くなって足が冷える
- 足首や足の甲、足の指がむくむ
- 静脈血栓ができる恐れがある
こんなことが起こってしまうので、足だけでなく体にもあまり良くないんですよ。
しかも、これを繰り返していると、むくみが引きにくくなって、よけいに足が太くなってしまうんです・・・
ロングブーツの正しい選び方を知ろう♪
ロングブーツを買うときは、夕方になると「足がむくむ」のを前提に、サイズを選ぶといいです。
▼ブーツ選びのポイント
- ブーツの筒とふくらはぎの間に余裕がある
- 足の甲にフィットする
- つま先にゆとりがある(1〜1.5 cmくらい)
ブーツの筒の部分は、ふくらはぎがむくんでも「締めつけられない」ように、指一本ぶんくらいのゆとりを持たせましょう。
ブーツは足首が固定されないので、ブーツ中で足が遊んでしまいやすいです。
足の指へ負担がかかったり、靴擦れの原因にもなるので、足の甲はピッタリ合うものがいいです。
かかと部分も同じで、ブーツの形状とフィットしていないと靴擦れを起こすので、注意が必要です。
ヒールは低めで安定するものがよいでしょう。
つま先に関しては普通の靴と同じで、1~1.5 cmくらいのゆとりがあるとよいです。
先端が細すぎるタイプは、外反母趾や巻き爪の原因にもなるのでやめましょう。
日頃のケアが一番大切です
正しいブーツ選びをしても、日頃のケアを怠っていると、結局は本末転倒です。
足がだんだん太くなってきて、結局は履けなくなった・・・なんてオチになります。
最低限のケアは、毎日しておくといいですよ♪
▼毎日できる!簡単セルフケア
- ストレッチ(筋肉をほぐす)
- マッサージ(むくみをとる)
- 足の運動(血行をよくする)
①ふくらはぎのストレッチをするときは、5~10秒かけてゆっくり伸ばしましょう。
②マッサージをするときは、足首から膝の裏に向けて、手を動かすといいです。膝の裏には大きなリンパ管があるので、膝の裏も優しくマッサージしておきましょう。
③ストレッチ・マッサージが終わったら、足首や足の指の運動を行います。ゆっくりでいいので、しっかり動かすことを意識するといいですよ。
タオルを使った簡単な運動も参考にしてみてくださいね!
無理なサイズを無理して履くと、恐ろしいことに・・・
最後に「外反母趾・巻き爪」治療の専門家として、お伝えしたいことがあります。
足を細く見せたいがために無理なサイズのロングブーツを履いていると・・・
取り返しがつかない ことになります。
ブーツはそもそも、足首が固定されにくいので、足が遊んでしまいます。
足の甲やかかとがフィットしていないと、足指への負担が増えたり、靴擦れを起こします。
ですから、
インソール は必ず入れるようにしましょう!
ふくらはぎだけが太くなると、結局つま先がブカブカなサイズを選ぶしかなくなるので、日頃のケアは最も大切です!
サイズの合わないブーツを履いていると、膝痛・腰痛 などにもなります。
足のむくみでお悩みであれば、専門家に一度ご相談ください!